タダより怖いものはないんじゃないのかね(前編)
取引先の会社主催で、当社の会議室を使って「活性酸素を消去する水のお話」をテーマとした講習会を行う。
講習会参加者にはタダで「活性酸素を消去する水」で調理したお弁当を食べてもらいながら、電解還元水の浄水器の紹介をさせてもらう。
といった内容の社内メールが回ってきた。
営業に付き合わされるって、案外面倒だったりすると思いませんか。
いくら取引先でも、ハッキリ言ってうさんくさい(笑)。
だから誰も講習会に参加する気がなかったのだが。
「お願いしますよ、これじゃ講習会にならないんです。どうかひとつ、皆さんご参加いただけませんか」
メールから1週間後、わたしがいる総務課に営業が泣きついてきた。
参加表明が二人しかいなかったらしい。このままでは折角来てくれる取引先に申し訳ないという。そりゃそうだ。
しかし、お弁当がタダって書き方もどうかと思うよ。無料って書いて欲しかったかも。
意味は同じだけど響きが違うなりよ。
お願いします、お願いしますよと総務課の皆にペコペコ頭を下げる営業担当者が可哀想で、わたしを含めて10人が参加することにした。
その翌日、その営業担当者がニコニコと電解還元水の飲用ペットボトルと化粧水を配っていた。
化粧水は殺菌作用があるので、お風呂の後や髭剃り後に良いらしい。まだ試してないのでそのうちに。
飲用水を飲んだ同僚Hが「まずい…」と顔をしかめた。
ぬるいからかな、一度冷やせば美味しいかなと残りを冷蔵庫に入れたが、冷やしてもあまり美味しくなかったらしい。
オフィスに美味しい天然水のウォーターサーバーがあるのがまたいけなかったよ。
天然水と電解還元水では、そもそも土俵が違う気がするので比べたらいけないかも。で
も口から体に入るものだしな…つい味わってしまうよね(^^;
なので、お弁当の味がどうなのかドキドキだ。今日がその講習会だ。