なごり花火3 | Facing Forward

なごり花火3

ファミレスから一度T宅へ戻り、花火を積み込んで再度出発。
Yの車が先導して、琵琶湖畔の花火スポットへ。

夜景がとても綺麗。
花火は、TとYがたくさん用意してくれた。
疲れ切っていたけど、その美しさと楽しさに夢中になって次々と点火した。
もう12時過ぎていたので打上げ花火はやめとこうと言っていたが、われわれが始める前から花火を楽しんでいる若者達は、10m先の場所からどんどんと打上げ花火を上げていたのを見て、少しだけ打ち上げてみた。
地面に立てた方向を間違って、危うく火傷しそうになった(爆)。
それに引き換え、天高く、綺麗にひらく彼らの打上げ花火。お値段も高そう。眼福眼福。
そして反対側の隣では、男ばかりのキャンパーが20人くらい居て、楽しそうに大声で歌っていた。
伴奏なし、休憩なしで声を張り上げる彼らのラインナップは80年~90年代トレンディドラマ主題歌が中心だった。
途中からチェッカーズメドレーになり、更に古いアイドルの曲になり、われわれが引き上げる時もまだ歌っていた。
ヤングマンの歌詞を忘れても、誤魔化し方まで揃っていたのがすごかった。
ずーっと歌いっぱなしでシンクロしてしまっていたのかはたまたそういう歌い方が決まっているのか。
つられて「♪わーいえむしーえー♪」と手振りしながら、車に乗り込んだ夜1時。

順番にT宅のお風呂を使わせてもらって、ひと心地ついたらもう2時をまわっていたので、酒宴は諦めることになった。
だらだらお茶を飲んで喋って、3時過ぎに眠くて駄目になったわたしと相方Eが布団に入り、5時過ぎ頃にYが対岸の自宅へ帰ってからTとHが就寝。
しかし左ふくらはぎが急に攣ったので起きたわたし。時間は7時。ごろごろ布団でまろびつつも目が醒めてしまい、仕方なくリビングでぼんやり朝日を浴びながらお茶をすすっていた。
9時過ぎにE、10時頃にT、12時くらいにHが起床。
朝ご飯というか時間は昼ご飯を、昨日買ったパンとハムエッグで済ませ、後はひたすらのんびり過ごした。
…わけはなかった。
一応だらだらしていたのだが、Hの友人絡みミッションである、ヘンテコ羊羹を食わねばならなかった。
横浜土産なのだが、杏仁豆腐羊羹、ビール羊羹、パンダ羊羹、ラーメン羊羹の4種。
一番食べたくないものから行こう、とラーメン羊羹をまず口に。
……… ん?何か普通に食べられますよ。
一応醤油とか鶏がらスープとか入ってるらしいけど、塩羊羹だと思えば食べられなくもない。でも自分から進んで食べようと思わないことも確か。ネギがあとから匂うのも嫌だった。
ビールが美味く、杏仁は羊羹でなくてもいいよといった感じ。パンダは…ココア味なのだが、何故パンダなのかわからない。説明もない。これも羊羹じゃなくったっていいじゃないかと思った。
何となく打上げ失敗の花火的空気がリビングに漂う。
他に持ち寄ったお菓子の類で何とか気分が戻ったのが幸いだった…(^^;

昨晩見せてもらった変なフラッシュをまた見せてもらったり、羊羹についてのレポがあった凄い食のHPを見たりして、和やかに笑いながら過ぎて行った昼下がり。
結局食べられなかった餃子のリベンジ大会を約束して、T宅を辞したのが夕方5時過ぎ。
もう秋の気配が空にある。
ぐだぐだと文句ばっかり書いてきたが、実際は笑ってばっかりだった。
お腹がよじれるくらい、笑いジワがクッキリなこと請け合いな集まりだった。
すごく楽しかった。

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ここからは、少しだけ後ろ向きトーク。
Tは今年に入って色々忙しくて、なかなか体が空かないみたいだから誘えない、誘いにくいと思っていた。
それについて他の友人に愚痴ったことがあった。
実際、その友人から話がTの耳に入ったので、わたしにもお声がかかったみたいだ。
お夕寝してしまった相方EとTを眺めながら、リビングでHとその話になった。
冗談めかして、人数合わせだけなら別に無理して呼んでくれなくてもいいと言ったら、Hが速攻「そんなわけないだろ」と突っ込んだ。怒っていた。
失礼なことを言ってしまったと思う。
いつでも誘ってくれていいのにな、とTが言っていたたらしいが、わたしからすればTは本当に色々とに忙しいのに、どこでどうやって誘えというのかと思った。
別に頻繁に誘う気でいるわけではない。Tだって、わたしにだって都合がある。
が、そのたま~の自分から誘おうと連絡しようとする前に、もう他の誰か(仕事・友人)が予定を入れている。まるでなかなか空かない人気のお宿みたいだと言ったら笑われた。
…それを寂しがってはいけないのかな。
何だか年が離れていて遊んでくれなくなった兄弟に拗ねる子供みたいだと、自分でも苦笑。
Tと遊ぶのが好きだけど、また次の機会まで楽しみにしていよう。愚図るのはもうやめだ。
人気者の友人を誇ろうじゃないか!

駅まで見送りに来てくれたTに、わたしたちは笑って手を振った。
寂しがり屋のTは、いつもこうして遊びに来てくれた友達を送った後、一人暮らしの家に戻ってからしゅんとするらしい。
Tが笑顔を返してくれながら、眉が八の字になるのを見てしまうから、こっちまで寂しくなった。
また次回、たくさん遊ぼうT。
あなたにとって、面倒な友人・知人でいたくないから気持ちを入れ替えるよ。
あなたの相棒にも、今度は乗せてもらいたいと思うようになったし。
わたしも遠慮なく誘うから、予定が合ったら遊びに行こう。
…愚図ってごめんなさい。