はてさて、ふとした時に若い頃の未熟ならではの
今考えると赤面モノの事って多いですよね。ほんと。


当時高校1年生だったオイラ。

ブラスバンドと水泳部のかけもちに明け暮れ、別学という
男女別々の実質男子校みたいな学校だったため、女ッ気も
無し。

ただ高校生の男子といったらもうお盛ん街道まっしぐら。
でも当時自分は一度も女の子と付き合ったこともデートした
事も無かった。

あれですよ。ヤンジャンとかヤンマガとかにたまに載ってるちょっとしたエロシーンすら恥ずかしくて、
本屋で買う時稲中卓球部数冊の一番下にこっそり恥ずかしい本をカモフラ置き(注1)してた時代です。(笑)

で、本屋さんで 準エロ本みたいなのを、店員のおねーさんに
真っ赤な顔でレジでお買い上げ 笑 しながら、購入。

家に帰ってみてみると、、、

「童貞君読者参加企画!おねーさまと1日デート。筆おろし(注2)もお任せ!」
というものを発見!

うおーこ、これはー!

しかも当時今をときめく桜木ルイ(注3)という女優さんですと!

モンモンと猿していた当時の自分にとって飛び込んで来た
好機!
おおお強予告に百烈拳予告に、キセル予告に魚群にカットインがキリン柄ですか!(注4)

でも雑誌の目に黒いボカシで顔は見られないにせよ全国に自分の醜態晒す企画な訳ですが。(笑)

ええ、応募しちゃいましたよ。爆

18歳未満禁止だから、履歴書(笑)提出の年齢には
もち18歳と記入。震えるぜヒート!燃え尽きるぜハート!

で、何度かの応募の末、な、なんと!当選の手紙ですよ。

母親から「手紙来てるわよ」

その時の母親の表情が人を疑いながらコメントする時のマツコデラックスの様な顔で。ん?と思ったら。
受け取ると、差出人が、、、、
「FROM THE EROTIC NEW WORLD」

おーい!ばればれやんけ!
エロ新世界(笑)

母親の疑心の目を回避しつつ、部屋に飛び込むオイラ。
こ、これは男になる千載一遇のチャンス!?

ええ、でもヘタレなオイラは3日3晩封筒とにらめっこして悩みましたよ。ええ。笑

ポストの前まで行って返信封筒を投函寸前まで行ってためらって。
1時間位繰り返して郵便局の集配のおっちゃんに

「おっ!女の子へのラブレターかい!?男なら勇気だしな!」
と言われたり。

、、、、、、、、

とりあえず親指でエロテイックの部分隠して。
ニューワールドだけならごまかせるべ。(笑)

だがしかし、宛先だけは見せれません。(笑)

そして、、、、

結局、ヘタレのまま、投函することも無く期限は過ぎました、、、

今思うと、こんなくだらない事で初デート初体験しなくて良かった、と心底思います。。。。若さってコワイ!(笑)

4年後の19歳、想い出の初彼女と無事初めて同士結ばれるという幸せな事に。(この時も珍事件がありましたがまた後日)

いやー、一歩間違えたら、大変な事だった。(笑)

え?投函してその先を聞きたかったって?w
ネタ的には惜しいことしたと今では思っておるでごわすw



解説
注1
カモフラ置き
主に男子なら誰もが一度は経験したであろうテクニック。
本屋やTSUTAYA等で店員さんが女性だった場合、かつそれでも撤退命令が出ない程(どうしても今日は!)という日(笑)に使われる恥ずかしい物を一般物に紛れて買う高等テクニック。
いざ問題のブツを店員がバーコードする時は異様に財布の小銭を確認するフリして財布を覗き込んだりして、その場をやり過ごしたりする。

同じく自宅のベッドの下、本棚になどにもカモフラ置きは多様される。(笑)
ある日にその配列が崩れていたりすると
(やべーかーちゃん掃除で見つけたなこりゃ)
とすぐ気付ける優れもの(笑)

注2
筆下ろし
国語の授業で行う習字の授業の際に
前日に近所の文房具屋で買った新品の筆を
最初は乾燥してバリバリに固くなっている為
水、墨汁にひたすら漬けて柔らかくなるまでゴシゴシする作業の事です(真顔)

注3
桜木ルイ
当時をときめくセクシー女優。男子たちの憧れでした。

注4
どんな強予告でも確定が絡まない限りハイワロです。(笑)


自分は、小、中学校の時は、一年中半そで短パンでいる、
中学3年当時は背も150に満たない、趣味はゲームとアニメと卓球と水泳とピアノという、チョコマカしているがインドアな人だった。
遺伝で気づいた時には目が悪く、牛乳瓶の様なメガネをかけていて、アダナは
「のび太君」「キテレツ」「ファミコン博士」などなど。

そして高校も別学という女性は居る環境ではあったが、やはり部活動の日々で終わる。

そして一浪を経て、大学に入る。
この時点での女性の印象は中学生の時までのものしかなく、
一言でいえば「冷たい視線を送ってくる生き物」だった。

新観コンパに参加。
両隣を女性に挟まれ、もう常に赤面状態、どもりまくり。
妹以外とロクに接したこともなく、とにかくどうすれば良いのかわからなかった。
そんな中、右隣のさやかちゃん(仮称。)
とってもほんわかのんびりちょっと天然入っている子で、
少しずつ話しているうちにその子とだけは打ち解ける。

そして、帰宅。
どうも落ち着かない。
寝付けないし、その子のことばかり考えてしまう。
仕草、会話、服装、匂い、全て 湧き水の様に次から次へと自分を襲ってくる。

そして起き上がったり座ったりの繰り返し。
まさに一人ヒンズースクワット状態だ。(後日妹談)
これは酔ってるせいだ、そう想い、初めて自分に押し寄せる
感情を捉えきれずに、とりあえず眠りにつく。

そして、同じサークルに入り、一緒にテニスをする様になった。
テニス中もその子に目が行き、目線があっては逸らす。
なぜか逸らしてしまう。
ボールを渡す時に指と指が触れるだけで、もう心臓が1メートル位飛び出てくる!

こ、これが噂の初恋!?ゲームでやったときめきメモリアルの世界なのだろうか?と思いつつ、やがて何ヶ月か経ち、
たまーに帰りに駅側のケンタッキーでお茶を何気なくする様になった。

もちろん現実は”トキメモ”の様にはいかない。

当時はポケベルが出たてで、全盛期。
東京テレメッセージという会社から、”モーラ”というマンボウ型のポケベルが新発売されていて、購入を考えていた。
その子に
「ポケベルは持たないの?」と聞くと、
「彼氏いないし要らない。」
とのこと。
その時閃いた。
(これだ!これしかない!いつも読んでる雑誌のポパイや、ホットドッグプレスの定番通りの恋愛まにゅあるなんか度外視だ!これを口説き文句にしよう!)と決意する。

そして、言おうと思って言えないチキンな自分との日々を経て、やはりケンタッキー。
やはり言おうと思ってから2時間くらいたったあと、思いきって切り出してみた。
「一緒に今度モーラ買いにいかない?」
その瞬間。ストローで紅茶を飲んでいた彼女が噴出して真っ赤な顔になる。

チャラッラーン。エンゼルパイのお菓子に載ってる天使が頭の両側でラッパを吹いている。
紙吹雪猛烈。
ジャックと豆の木なんて目じゃないぜ!ばりに天上界まで上り詰める自分。
遂に!人生初の彼女ができた瞬間でした。

初めての恋はハプニングの連続。

とある日、学校帰りに夕日も沈む頃通り道の公園に寄り、
ブランコの柵の前に座り込む2人。
鈴虫が鳴いている。

ずっと前からファーストキスを画策していた自分。
前回は参考にしなかったのになぜか
(今月号のホットドッグプレスには彼女との初キスはムードのある夜景の綺麗な公園で!)という一文があり前回とは正反対でマニュアルに忠実に狙ってみる。

そういえば、今は公園で夜だし、向こうには”いなげや”というスーパーのネオンも見える。絶好のムードだ。

そう思いやはり微妙ななんとも言えない空気が2人の間に流れる中、思い切って彼女の肩をガッ!と力強く掴む。彼女が目をつぶる。

そして「ゴリッ。」
またしても天使が舞い降りる。
(きたー!これがチューなのか!
でも、彼女の唇やけに硬かったなぁ。向こうも緊張してたのかな?うーむ)

そう思い目を開けると、、、、
怒りにわなわなと震える彼女。
そう、私は”軟骨”ノーズにファーストダイブしてしまったのである!
しかも、マニュアル雑誌に(いい感じなら吸ったりいろいろ以下略)ということで、思いっきり吸い込んでしまったらしく、
鼻がトナカイばりに真っ赤に。

一方こちら現場ですの自分はピチカートファイブのCDジャケト以上に真っ青に。
突き飛ばされた私は、力士にハリテをくらった素人の様に吹っ飛び、着地に失敗し、右手を折ってしまった。

本当のファーストキスまで、その後1ヶ月を要することになる。

ばかやろうホットドッグプレス!編集部に抗議手紙を送りたいくらいひどい結果だった。




思うに、あの頃の恋愛って、命の炎を賭けていた位熱かったなぁと。

今の自分には、果たしてその頃の様な情熱を恋愛に持てるのか?と思うと、とても疑問だ。

どうしてもいくつかの恋愛を経て、慣れというか冷めてしまっている自分がいる。

これから先、あと一度でいいのでああいう気分を味わってみたいなと思う。このまま2度とないのはちょっと悲しいな、と。

ちなみに、余談だがTOPページにも書いてあるが、
人間外見も大事なのかなと思った。
そういった意味で妹に感謝したい。

”友達に紹介できる様になって欲しい”ということで、
美容院を教えてくれ、洋服を選びに行ってくれ、スポーツをすすめられ、コンタクトに変えさせられた。

大学に入った時に女性って敵視してくる存在じゃなかったんだなぁ、と思ったのも、きっと中学と比べて外見的な変化があったのも一因だったと思う。
背も高校で175まで伸びたし。

もちろん、人間は同じ顔でも内面が現れるので全然魅力的な人とそうでない人もいる。
でも、いい意味で外見にも気を使う必要は、ある程度あるなとこの時悟った。女性ほどでは無いにしても。

あの頃の自分は今どこに?
どんな事を考えてた?何が変わった?
自分探しの旅に出よう。
PART1からよんでください!連投してます 三部作ですw




ある家族の人生の折り返し地点に
立ち会ってきました。

その家族のご子息、お嬢さんの”イトコ”という立場です。
なぜそうなったかはPART1からの日記参照ということで(笑)


熱い。暑い。いや厚い。
この母親の壁は異常に厚い。

今日は火曜日。休日である。

それなのに、俺は、今 白金台にいる。

”Blue Point”という割と有名なレストランだ。

昔、ダメーバのサイバーエージェント藤田社長と、
奥菜 恵が挙式した場所としても有名である。
屋上、屋外に天空チャペルがあり。

1階はカフェとレストランになっている。
オシャレな場所だ。

隣りの建物でドラマの撮影をやっているだろうと
思われる中、私は今ここにいる。

内藤 弘子ちゃん(仮称)が、結婚を考えている彼氏を連れて
母親への初お披露目なのだ。

彼氏は最初っからずっと汗をかいている。
レストランに入って、随分経っているのに、まだ汗をかいている。

とても優しそうな、好青年だ。年は25歳。お嬢さんと同い年らしい。

ひょんなことから同席することになったサラリーマン。

どうでもいいがこの2人が結婚することになった時、
私がイトコでないということがバレるんじゃないか。

と頭をよぎった。

だだ、このお母さんは、そうはさせない気マンマンらしい。

一方的なお母さんの質問の嵐。

「大学はドコか」
「兄弟は」
「趣味、今の会社は」
「両親は健在か、何をしているか」

やたらとバックボーンを聞いている。

娘のことをどう思っているかとか、そんなのは全く聞いて
いない。

6人で食事をしているが、相変わらず
ご子息と親父さんは、黙って 美味な魚料理を食べている。

カミュ(注:PART2で絶対零度を巻き起こした美形長髪設計君。)
も連れてきたら少しは場が和んだかな、と思いつつ、

自分もまずは様子をずっと見ていた。

しかし、ここに集まる直前に、娘さんと彼氏が来る前、
「私は娘をまだ手放す気はない。だから、辛く当たります。」

と言っていたことを思い出す。
ハナから結果は決まっているのだ。

しかし、話が進むにつれ、だんだん腹が立ってくる。

自分がこの彼氏や、娘の立場だったらどうか。

更に腹が立ってくる。

あまりに理不尽である。

彼氏は、私も様々な人間を見る機会のある仕事をしている
が、立派な青年だ。

真剣な場なので、PART1、2の日記の様におちゃらけるシーンは無い。

最終的には、お母さんがこう言った。

「いろいろお話させて頂いて、人となりはわかりました。

お答えさせて頂くと、娘とはお付き合いするのは良いです

が、 結婚は親の意見としては無いと思って下さい。」

彼氏も必死だ。
それはそうである。
結婚したいと思うほど真剣に付き合っているのだから、
こういう風に会いに来ているのだ。

「私の、ドコがいけないんでしょうか」
「仕事は、順調です。養っていく自信もあります」
「娘さんを本当に大事に思っているんです。」

ふと思い出した。
自分の両親の話。

父は、母と同じ大学で、当時3年生から付き合い始め、
母は大学卒業と同時に就職、父は大学院に通っていた。

就職したら結婚したいと思っていたらしいが、その時、
祖父(母の父)から当時見合いの話が持ち上がる。
相手は医者、経済力もあり、温厚な人物とのこと。

祖父は厳格な人物で、時代が時代ということもあり、
半ばそのお見合いは決まることが前提位のものだった
らしい。

当時大学院生だった父は、その話を聞いてすぐ、卒業後の
結婚を決意した。

そして、母の実家に、挨拶に行く。

が、門すら開けてもらえない。
1ヶ月、30日近く毎日挨拶に行っては門前払い。

そして、どうしても会って欲しかったので、祖父の趣味だった
釣りに目をつけ、釣堀で待ち伏せ、土下座した。
「お嬢さんを下さい。必ず幸せにします。」

そんな父に、遂に祖父も根負けして、交際を許した。

それから30年。
最近、祖父は肺ガンで死去したが、間際に
私に言った言葉がある。

「親父の様な男になれ。」

父は、大学院卒業後、公務員となる。
その後30年、母を泣かせたことは記憶の中では、無い。

祖父も、当時は無職で将来もわからない様な男に、娘を
やるのはイヤだったのだろう。
だが、月日が過ぎ、この世界から去る間際に、そんな言葉
を遺したのだ。

そんな事を思い出し、この状況を見ては怒りが沸点に
達しようとしていた。

だめだ。お客さんなんだから、今後の事もある。

でも、我慢できずに言ってしまった。

「内藤さん、ずっと聞かせてもらってましたけど、
一言いいですか?」

「え?ええ、いいですよ。」

「正直に言います。お嬢さんのことをもっと考えてあげて

下さい。手元に置いて、娘を手放したくないというだけで

結婚を許さないというのはおかしいです。

さっきから、2人の気持ちをまるで聞いてないのは、

あまりにヒドイと思います。

親の愛を履き違えてますよ!!!!!!」

言っちまった。場が静まり返る。

ああ、、終わりだ、この家族との今後は無いだろう。

激しい自責と後悔の念。自分はこの家族の何でもないのに、

大それた事を言ってしまった、、、、


あまりの雰囲気にご主人が初めて口を開いた。

「まぁ、今日はこの辺で。いいんじゃないか?」

その一言で、解散となった。

そのまま、思い思いに帰路についた。

激しく自分の言ってしまったことを後悔した。

休み明には、会社にクレームのメールが
来るだろう。
上司に。自分もどうなるかわからない。



今日の朝なんて、手に汗をかきながら出勤した。

会社に着くと、Eメールでお嬢さんからメールが来ていた。

「達也さん、先日はありがとうございました。
実は、あの後、彼と一緒に家に行ってもう一回話を
したんです。
それで、まだ許しは出てないんですけど、母親も、
これからじっくりお話して、本人同士の気持ちが変わらない
なら、考えなくもない。と言ってくれました!

彼が帰ってから、母が言ってました。
「達也さんがあんなことを言うなんて。」

達也さん、あの一言が無かったら、母は態度を変えてくれなかったかもしれません。
ありがとうございました。

母は、達也さんのことを全く悪く思ってないので、また
今まで通りに接して下さい。

○月○日の 打ち合わせで、またお会いしましょう。」

全身の力がスーッと抜ける。

残念ながら、最初は「助かった。」この一言だった。

そして少しして、我慢できなくて言ってしまったあの一言も、
必ずしも悪かったんじゃなかったんだなー、と思った。

実は、最後の日記も、PART1とPART2と同じお笑い話として 書くつもりでいた。

そんな自分を、最低だと思った。

この結果が、どうなるのか。ある意味一家の一生を
左右してしまうことを言ってしまったのではないだろうか。

これから、嫌でもこの家族とは長い付き合いになる。

時間をかけて、見守っていこうと思う。