実写と画の境界線?レンズマン | 陥穽

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騙されちゃいけない、なんて事書こうと思ったけれど・・・
感想文が多くなってしまった(^^;

なかなか映画館に足を運べないので本編は観ていないのですが、宇宙戦艦ヤマト 、復活していますね。

観ていないので、その話題ではありませんにひひ

宇宙戦艦ヤマトのテーマ曲をアルフィー が歌っていますが、それを聞いていると、私が開発室Graphさん 位の年頃の映画を思い出すのです。

当時、やはりアルフィー がそのアニメ映画のテーマソング「スターシップ」を歌っていて、その無節操に高い声と、今般のヤマトのやはり妙に高い歌声が微妙にシンクロしました。

その映画とは、SF新世紀レンズマン です。

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地球人の少年キムボール・キニスンは、不時着した(させた)宇宙船に乗っていた宇宙飛行士から、レンズを委託される。その宇宙飛行士は、レンズマンだったのだ。
当初のキムの知識では、レンズは記憶や高性能の通信を行う装置くらいの認識であったが、そうではなかった。
それらの機能は単なる副産物に過ぎず、本来は、その持ち主と一体化し、肉体さえもを超えて精神力を増幅させる、言わば、一種の共同体なのである。
そうして受け取ったレンズの潜在能力に戸惑うキムの脳に、突如強力な意思が飛び込んできた。
ヴァレンシア人のウォーゼルと名乗る、知的生命体からのものであった。
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原作はエドワード・エルマー・スミス 氏で、1930年代~1950年代に書かれたシリーズ作品です。

それまでも、何度も映画化の話があたものの、その想像力の巨大さゆえ、映像化不可能とされていたようです。

それを可能にしたのが、CGです。

映画本編は、基本的に通常の手書きアニメーションで進行しますが、それに混じり、要所要所にCGを使った巨大な宇宙船や、敵の本拠地が描かれていました。

しかし、私が気に入ったのは、そのTVCMの映像でした。

当時・・・1980年代前半は、パソコンの黎明期でした。

家庭にパソコンがあること事態珍しかった時代です。そんなパソコンの画面上は、基本的に文字のみで、CG、特に毎フレームごとに画が動くなんて夢のまた夢でした。
# 画面に一枚の絵を描くのに、3分くらいかかったりしていました(笑)。

それを、先のテーマソングをBGMに、ワイヤーフレームの戦闘機が画面上を超スムーズに飛び回るのです。

下のポスターの左上の画にあるように、何本かの直線だけで表現した戦闘機ですから、今だったら手抜きとしか思えないような稚拙なレベルのCGです。ですが、データ化された絵を一枚ずつ表示している(それでもすごかったのですが)のではなく、座標を計算しつつ表示しているという様に、当時は心ときめきました。

それだけでも見る価値あり、な映画でした。

ちなみに、邦画のCGアニメ第一号は、レンズマン ではありません。ゴルゴ13 ですクマ。観てませんがwww


なお、この映画のストーリーや構成は、スミス 氏が書いた原作とは、かなりの隔たりがあります。

大きな違いは、主人公キムが、一般人だというところでしょうか。

原作では、宇宙大学のエリート将校として、学校からレンズを受け取り、レンズマンとして卒業するのですが、映画版では、先にも書きましたが、事故に遭ったレンズマンからレンズを預かり、徐々にレンズマンとしての素質を芽生えさせてゆく形になっています。

細かいところでは、原作のレンズがにあるのに対して、映画版は手の甲にあります。
絵的には、容易に見えるし、かっこいいですからね。

ちなみに、氏は、レンズマンシリーズとして、番外編を含み7冊出版していますが、この映画は、その第一章のストーリーを映画用に再構成した作品になっています。

原作は、いつになるか分かりませんがw別途紹介しようかと思います。

実は、全部読んでないのであります(笑)

今日はここまで。

SF新世紀レンズマン 監督:広川和之/脚本:吉川惣司/原作:EEスミス[東宝東和]
陥穽-SF新世紀レンズマン
あまりに古くて(かどうか知りませんがw)、今買えるソフトなしです(笑)