夢が流れる
音楽のように
ずっと耳もとで
嵐の夜も春の朝も
ぽっかり空いた隙間も
ただただ心地好い
そしていつもそこに
君の囁き。


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どれだけでも
知りたいと
深く
知っていることを
忘れるように
懐かしさに泣くより
今を離さない強さ
後ろ髪ひかれる記憶を
無理には
振りほどかない
似ている音も
偶然の重なりも
真っ直ぐに
受け入れる
間違っても
尋ねてはいけない
聞くなら自らに


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掌を握りしめる
この温かさが
消えないように
できるだけながく
残っているように
なるたけたくさん
覚えていられるように


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