強い風に
揺さぶられる
本音を書いた
思うがままに
長い文章を叩き消して
短くてつまらない
嘘を書いて送る。
風になんか負けない
分かる気すらないのに
分かってもらえる
それは愚かな
おもいあがり
風に吹かれて転べばいい


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常に
非はなく正しい
澄んだ目で心で
言葉なく僕を諫める
その目に心に
射抜かれて、ただ
おどおどと窺う
なにがいけないの?
変わらない。をみつけるのは
難しくて哀しい
開き直るのも、諦めるのも
なんの手加減もなく
手を伸ばしたら
もういいや。って
すべて投げ出したら
完璧に理解してても
それは
ここには無いのかもしれない


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頭の先まで浸って
上も下もわからない
沈む陽の景色に
夜に吹く風に
すれ違う電車に
見当違いな言葉は
見なかったことに
どうせ顔も知らない
この小さな世界に
右足からゆっくりと


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