今にも溶けて
なくなりそう。
あの月とおんなじ
危うくて、哀しげ
ゆっくり過ぎる外灯
静かに並んで見上げる
誰もいない車内が
唯一動いている世界


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もう息が白い
朝霧のなか
足音だけをきく
そんなリズムの中
目の前には
理想のカタチがあって
必然的に今
この掌の中にあるはずの姿
なのに叶わなかったカタチ
焦がれて追って
絶望しても捨てきれない
そんなカタチ
僕はただぼんやりと
羨望の眼差しを


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できる事なら
ずっとこのまま
こうしていたい
肩にかけた雲が
頼り無くみえるのも
紫色の空に飛ぶ
飛行機のような
心細さも
きちんと心に留めて
忘れた振りを思い出して
このままでいられるよう
前を見据えながら
後ろへ進むのは
やめるんだ。




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