一夜毎に月が
僕の部屋の窓に
近づいてくる
少しずつ入り込んで
顔に肩に背中に腰に
足に着く頃には耐えきれなくて
僕はタブーを犯す。
月明かりの眩しさに
目を覚ませば満ち足りぬ夢
明日の夜には他人顔
まぁいいさ
いつだって夢も現も
大差ない
直に足元を過ぎたら
タブーもあした


-