雪が
とろけて
雨音
きらきら

いつも
穏やかで
優しいうたを
うたいたいのに

静かに静かに
沈み込む
氷の底

病んだ僕が
健やかな僕に
笑いかける

だから僕は
泣いてしまうんだ

そんな顔で
笑わないで

健やかな僕が
病んだ僕に
泣いてみせる

だから僕は
笑ってしまうんだ

そんな顔で
泣かないで

僕たちの
均衡を
とろけた雪が
優しく壊す


そうして
ひどく平等な
雨音が
僕たちを
ひとつにする



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