伝統と革新 | Clos de Soleil Cuisine et Vins クロ ド ソレイユ キュイジーヌ エ ヴァン

伝統と革新

こんばんは!新米ソムリエたろーです!

朝晩の冷え込みがキツくなってまいりました。

最近風邪気味の私。。
しっかり回復してハーフマラソンに備えようと思います。

本日のお題はコチラ!

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'08 エニーラ
ブルガリア ベッサヴァレー

ヨーグルトのイメージが強いブルガリア。
実は古くからワイン造りが行われている国で、なんとフランスより1700年以上前から記録が残されております。

ボルドー系の品種もよく生産されており、一時期はロシア向けにカベルネ種の赤ワインが多く造られ、一大産業となります。

しかし、その後輸出が低下すると近年までワイン産業は衰退してしまいました。

そんな歴史があり、ボルドー系の品種に適した土地にボルドーの生産者が目を付け、2001年新たに生み出されたのがエニーラです。

メルロ種を主体にカベルネ種、シラー種をブレンドしたボルドースタイルの赤ワイン。

濃厚なベリー、ビターなチョコレートの香り、そして円やかながらしっかりとしたフルボディでほのかにヨーグルトを思わせる乳酸系の香りも感じられます。

ご提案させていただくメニューは二種類。

秋の味覚キノコを使用したデュクセルピッツアや油の甘みがメルロ種と相性の良い豚肉のローストとご一緒にお楽しみ下さいませ。

伝統ある地で最新の技術を使用した新たなワイン。
ぜひお試しくださいませ。




コミ・ソムリエ 相馬 太郎