♡♡♡ ごあいさつ ♡♡♡
ラノベ初挑戦です
うっすらBLな仕上がりです
物語を綴るのは初めてですが
お愉しみいただければ幸いです♡♡♡
11
漣・・・さん・・・?
不意に聞こえた
微かな声
まさか!!
思わず振り返る
ゆっくりと視線が絡む
あぁ
彼だ!
瑞貴くん!!
堪らず
俺は駆け出していた
どう・・・して?
世話になってる人が
君の同級生と知り合いで・・・!?
あれ
そうだったか?
なにか
記憶が混乱している
とにかく!
会えて良かった!!
勢いで
両手を握ってしまった
あ
あの・・・
あの!
俺
演劇部の手伝いに来ただけで・・・!
彼も動揺していたのだろう
お互いに会話が噛み合わない
なんで
俺の名前・・・
呆け気味に彼が尋ねる
ごめん!
知り合いに教えてもらったんだ
君
いつかの千秋楽に
匿名で花束くれただろう?
ありがとうな!
そうだよ
俺は礼を言いに来たんだ
花束の
だからって
酷すぎやしないか
なんだ
このテンパりようは
少しの間のあと
ゆっくりと瑞貴が口を開く
・・・そうです
俺からだって
バレちゃったんですね
漸く
会話が噛み合った
俺
あなたから離れようと思って
でも
急にそんなこと
出来なくて
せめて
千秋楽だけでも・・・って
泣いているのか
その声は
途切れ途切れだった
俺は
握った両手をゆっくりと放し
泣いてる子供をあやすよう
優しく声をかけた
良ければ
聞かせてくれる?
突然
来なくなった理由
luvu ...