♡♡♡ ごあいさつ ♡♡♡


ラノベ初挑戦です
うっすらBLな仕上がりです

物語を綴るのは初めてですが
お愉しみいただければ幸いです♡♡♡
 





 

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漣・・・さん・・・?



不意に聞こえた
微かな声



まさか!!



思わず振り返る

ゆっくりと視線が絡む



あぁ

彼だ!



瑞貴くん!!



堪らず
俺は駆け出していた



どう・・・して?



世話になってる人が
君の同級生と知り合いで・・・!?




あれ
そうだったか?


なにか
記憶が混乱している



とにかく!
会えて良かった!!




勢いで
両手を握ってしまった





あの・・・


あの!




演劇部の手伝いに来ただけで・・・!




彼も動揺していたのだろう
お互いに会話が噛み合わない



なんで

俺の名前・・・




呆け気味に彼が尋ねる



ごめん!

知り合いに教えてもらったんだ




いつかの千秋楽に
匿名で花束くれただろう?

ありがとうな!




そうだよ

俺は礼を言いに来たんだ
花束の



だからって
酷すぎやしないか



なんだ
このテンパりようは



少しの間のあと
ゆっくりと瑞貴が口を開く



・・・そうです



俺からだって
バレちゃったんですね




漸く
会話が噛み合った





あなたから離れようと思って



でも

急にそんなこと
出来なくて


せめて
千秋楽だけでも・・・って




泣いているのか

その声は
途切れ途切れだった



俺は
握った両手をゆっくりと放し

泣いてる子供をあやすよう
優しく声をかけた



良ければ

聞かせてくれる?


突然
来なくなった理由





 

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