KoToNoHa

言葉。

みんなが使える魔法です。

魔法には色んな力があります。
だからこそ使い方を謝ったら
人の心を砕く凶器になってしまう。

少しではありますが
僕は作詞をするので
その魔法の使い方を知っています。


とある女子校のお話です。

授業は楽しくありません。
毎日同じ時間に同じ先生が来て
同じように授業が始まります。

1人の先生がやってきます。
他の先生と同じように。
その先生が言います。

“さぁ、お嬢さん達。
授業を始めますよ。”

すると生徒はみんな、
背筋を伸ばして先生の目を見るのです。

彼女達はみんな、先生の言葉の
魔法にかかって、先生の発した
“お嬢さん” になろうとしたのです。


言葉の魔法とはそんなものです。
とっても簡単です。
でも大抵の人はこの魔法が
大きな力を持っていることを
知らないようです。

僕はこの魔法のことを知っているから
悪い魔法も受け止められます。
怒っているからと言って
酷い言葉をたくさん言われても平気です。
僕は屈しないから。

でも魔法を知らない人は
悪い魔法をたくさん使います。
そして浴びたら砕けてしまいます。

僕は争っても言葉を選びます。
だから頭ごなしに クソ とか カス とか
アホ、バカ、冗談でも 死ね とか
そんなことは絶対に言いません。
争った時に気が弱くて
強く言えないのではなくて
言わないだけです。
あなたがたのために。

僕は悪い魔法は使わないし

悪い魔法を受け止められるけど
神様でも天使でもありません。
あなたがたと同じ人間なので
一生というのはもうしんどいのです。


魔法で人は変えられるけれど
本当に相手と分かり合いたい時、
魔法で攻撃し合うだけでは
争いになるだけです。
僕はあくまで魔法についてだけ
お話しましたが
武器であることは忘れないで、
人を変えようとせずに
自分を見つめ直すのが大切です。



#Words #言葉