それでも生きてゆく

『それでも生きてゆく』

何気にこのドラマは観てました。
すごく重たいテーマのドラマだけど
出演者がみんなみんな良い。

痛々しく、胸に突き刺さる思いを
感じつつ、

壁を乗り越えようと懸命に生きて行く登場人物が魅力的で
結局、最終回まで追ってしまった。


ストーリー的には
一人の少年が幼い少女を殺してしまい
それから15年経った所から始まるのだけど
加害者の家族、被害者の家族を中心にそれを取り囲む人々の物語。



瑛太→被害者のお兄さん
満島ひかり→加害者の妹
柄本明→被害者の父
大竹しのぶ→被害者の母
風吹ジュン→加害者の母
時任三郎→加害者の父
福田麻由子→加害者の妹
風間俊介→加害者本人

てな具合にキャストが本格派な方々で
一人一人のキャラクターの
存在感がちゃんとあって確立されていて
見応えがあります。
他に、
倉科カナちゃん、酒井若菜さんも出演してます。

ドラマの見所の１つに
重い内容とは真逆の、
主人公瑛太さん扮する洋貴と満島ひかりちゃん扮する双葉の
日常的な掛け合いも何とも面白いです。

ドラマだからかっこつけて言うような台詞とか
ドラマだからこその作られた台詞っていうかんじじゃなくて、

素朴で何でもないような日常の言葉の掛け合いを
２人が絶妙にしている所に、
プって笑ってしまったり、
その空気感に見入ってしまったり。

主題歌は
小田和正さんの『東京の空』だよ。
切ないな。
ドラマとすごくマッチしてました。