スタート直後転倒したカノンがそれでも先頭に立ってくれた瞬間…勝負は決まりました。
トラックレースに接触はつきものだしあの条件だと転倒はなおさら避けられない。
誰もそれを責めることはないけれどもし負けていたら…。
チームを引っ張り続けてくれたカノンにそんな想いはさせちゃいけないと男子の覚悟が一つになりました。
2年連続の29分台はもはや奇跡では無く努力の必然。
悔しい思いをしたカノンのこの経験も全国の舞台でエース区間を任された時に必ず活きてくるよ。
"ワタリドリのように今 旅(全国大会)に発つよ
ありもしないストーリー(全国入賞)を 描いてみせるよ"
選抜メンバーの走りが仲間に次々に化学反応を引き起こす。

シーズン当初は15秒台で走る事もあったサラが一気に13秒台で初メダル!


カノ、リンタロウが迷う事なく先頭を走り

カイオンも大会デビュー戦とは思えない堂々としたレース
今回は本格的に長距離の練習を始めて一年~半年というメンバーがほとんど。
それでもメンバーが決まってからここまでのほんの数か月で競技面だけでなく表情が日に日にアスリートになっていった。
強くなることに対して怖れを持たず、努力することを恥ずかしがらない。
そんな心の土壌を整えてあげるのに時間は少しかかるけど、肥沃な大地に大きな花はすぐに咲き乱れる。











新時代の芽吹きも静かだけれど確かに感じ始めてるよ。
ちびっこ健康マラソン2015/10/30