今まで適当に動画見せて終わりだったフォニックスですが、本格的な導入にあたって少し調べてみました。

フォニックスには2種類あって、

アナリティックフォニックス(アメリカ系)

シンセティックフォニックス(イギリス系)

だそうです。

 

アナリティックの方は普通の?というかよく見る形の、

CAT

MAT

SAT

といった感じで覚えていく系です。そういえばディズニー英語もこれですね。アメリカ系だからかな?

The cat sat on a mat.

みたいな感じ?ライミングっぽい??

 

シンセティックフォニックスは、一つ一つの音を覚えていって、それを組み合わせることで読めるようにする方法だそうです。

c-a-t → cat

有名なものにジョリーフォニックスがあります。

 

どちらも利点欠点があるのでどちらを選ぶかはひとそれぞれかと思いますが、ひとつ気になることがあって。

 

読字障害(ディスレクシア)、ハリウッド俳優のトム・クルーズが告白したことで一気に有名になった気がしますが、なんと、英語圏におけるディスレクシアの割合は10%以上だそうです。10人に一人はディスレクシア、信じがたい数字です。

一方で日本語のディスレクシアは2,3%。2,30人に一人の割合。

この違いは何かというと、音と文字が一致するかどうからしいです。日本語は一文字一音、すべて母音+子音、とてもシンプルな構造のため障害が出にくい、英語は子音が連続したり音と文字が一致しなかったり構造が複雑なために障害の確率がぐっと上がるそうです。

 

で何が問題かというと、その7,8%の差に入る子。日本語の読み書きは問題ない、知的にも問題ないのにもかかわらず、英語だけ破壊的に読めない、書けない子が存在するということです。もともとディスレクシアの傾向があり(ディスレクシアは音と文字を一致させるのが非常に苦手)、日本語はなんとかなったが英語はさっぱりわからないという隠れディスレクシアです。

 

成績が良い子なら怠けていると怒られ、成績が全般的に悪い子なら単に見過ごされる。

 

 

世の中これだけ英語英語となっているので、教育現場では知識として知っておいてほしいと思いました。

ちなみにそういう場合、シンセティックフォニックスが有効だそうです。

こちらは一文字一音でいれていくので、単純でわかりやすいらしいです。

 

 

 

ところで話は変わりますが、ニュースで、支援級の半数以上が外国人に占められているところがあると耳にしました。

彼らは本当に支援が必要な生徒たちではなくて、単に日本語力が不足で授業についていけないために支援級にいるとのことです。そんな悲しいことがあるでしょうか?英語圏ならそういう子供たちのために英語を学ぶクラスが併設されているなどもっと手厚いはずです。

日本も日本語を教えるということについてもっと真剣に取り組まなければならない時代が来たと思いました。

 

また同時に、バイリンガルについても考えさせられました。

彼らは、ただ日本に住んでいるだけでは授業についていけるほどの日本語力はつかなかった。そして母語がしっかりしているからといって日本語が急激にうまくなるということもなかった。ただすぽんと二言語の狭間に落ちてしまい這い上がれない。

 

その言葉が必要な環境にいれたら子どもはあっという間に言葉を身につけるっていうけど、もしかしたら彼らだって友達と話すくらいはできたのかもしれないけど、学習言語としての日本語は身につかなかった。

 

言葉というのはそんな簡単に話せるようになるものではない。やっぱり5歳6歳くらいまでのお砂場言葉的な下地があってこそだと思う。

留学したら英語が話せる、そんなわけない。子供だからすぐ覚える、それもない。ある程度大きくなってから英語ができるようになるってそんな簡単な話じゃないと思う。

小学生からの英語が盛んになって、どのみちやっぱ話せないよねえってなると思うけどあせる、その時に、日本語ができなくて困っている子どもたちの支援を考えるようになってほしいなあと思う。子供だからって小学校行ったらすぐ日本語できるわけじゃないよね。でもなんか日本って「子供だからすぐ覚える」信仰が強すぎませんか?「留学したらすぐ話せる」信仰も。

環境に入れたらすぐなじんで話し出すなんて3歳くらいまでだ!

 

といっつも思う…