これは東野圭吾が、ミステリー作家を目指すきっかけとなった本です。


学園紛争、強欲まみれの政治等を揶揄する形で物語が進行していきます。ある女子高生の中絶死から始まり、ある不倫の結末、完全犯罪を目指す高校生・・と様々な事件が起こりますが、その背後にはいつも一人の人間が。その柳生君は犯人なのか犯人ではないのか。


なかなか面白かったです。松本清張と同じで、作品の小道具が黒電話であったりと少し古いですが、それを差し引いても大変面白い作品でした。