社長の器 佐山展生 を読みました。


一橋大学の授業の中の企業価値向上論を文書化したものであり、著名人の方の考え方などが理解できる一冊です。


この中でも、経営共創基盤(元産業再生機構COO) 冨山和彦氏の部分はなかなか面白いです。91ページから92ページにかけて抜粋。

「冨山さんが書かれた本の中で日本の中間管理職の大半が要らないということが書かれていました。大企業に所属している若手にとって、今日お話にあったようにしっかり成長していくための生き方はどのようなものだとお考えですか。」

「一番勧めないのが、経営企画部の何とか管理部といった部署にずっといること。いわゆるテクノクラートで30代を過ごすのはやめたほうがいいですね。だから30代でコンサルタントをやるのは意外と危険なことがあるんですよ」


ぎく・・とはいっても職責にもよると思いますので、名前だけで判断するのは危険かと。


次に、日本電産社長 永守重信氏が、都市銀行から途中入社した社員の特徴として、(232ページ、233ページから抜粋)

「彼らは決まって部下に過去の事例、他社事例を調べさせてものごとを決めます。我々が今採用している40歳代の人たちは、大企業に勤めているときに、自分で判断するというプロセスがなかった」

会計、経理の仕事をしている場合には他社事例がかなり重要ですから、まあ仕事によると思いますが、永守さんの言っている事は正しいと思いますね。



いろいろと考えさせられる1冊でありました。