実家に帰ってきました。
何も変わらないと思っていたけど、久しぶりに訪れる故郷は少しずつ変わっていました。
新しい道ができて、新しい店がたくさんできて、新しい人たちがいました。
それでも、家に帰ってくれば、懐かしい匂いが僕を包みます。
あの人の新しいスタートを見ることができない。
半年間、自分なりに見守ってきたつもり。
見守ってるなんて傲慢か。
ただ見てきた。
ずっとこのままで居られるとは思ってなかった。
かと言って、どうすることもできなかった。
今の気持ちは自分に嘘をついてるものなのだろうか。
あの人の決断を受け入れたけど、それで良かったのか。
頭ん中は同じ言葉がずっとループしてる。
お前はそれでイイのか。
周りは無駄な音も無く、聞こえるのは秋の虫の鳴き声のみ。
答えが出ない問いを永遠繰り返す迷い人が一人佇む。