手術終了からの意外な悶絶タイム | ORANGEの備忘記録

手術終了からの意外な悶絶タイム

手術は無事終了した。


全身麻酔をされてから、手術が終わるまで時間が飛んだようだ。


昨夜の寝不足も解消している。

快眠のあとのようだった。


肩の痛みはもちろん強くあるが、苦悶に顔を歪めるような痛みはない。鈍痛に近い。ここは麻酔が効いているのだろう。


病室に到着し、ベッドへ移してもらう。

その後は3時間、動かないでください、と。


なぬっ?

確かにあれこれ管が付いてるし動けないけど

3時間・・・。トイレの心配だった。

いやー大丈夫じゃないだろう。

不安で仕方がない。


全身麻酔のあと起き上がったりするときにフラつくかたもいらっしゃるから、必ず看護師さん付き添いのもと起き上がること。

何度も念おされた。


トイレの心配があることを告げると、そのときは遠慮なくナースコールで呼んでください、ベッドで寝たままできるよう便器を持ってきますから、と優しく説明してくれる。


うむ、仕方ないよね。


検診も終わり看護師さんが去り、しばらく。


不安は的中。

尿意が我慢できない。

普段なら速攻でトイレに行くレベルだ。


そりゃそうだ。

全身麻酔の直前まで普段より多い水分摂取したのだから。病院が急に手術開始時間を半日早めたのだから。(恨み節)


でも全身麻酔してからどれほど時間が経ったのかもわからない。

確か予定では8時45分から手術開始だったと思うが、麻酔から覚めて今が午前なのか午後なのかすらわからない。時計もチャイムもなく時間を知るすべもない。


トイレに行きたいが体を動かせない。


あ、もしかしたら眠くなって寝てしまって、気がついたら安静時間の3時間なんてあっという間に過ぎてるかもしれない。

もう少し我慢してみよう。


いや、全然眠くならない。

だって快眠から目覚めたばかりだ。

不快な感覚が強くなっていく。


眠くなるどころかむしろ、いろいろ頭でトイレまでの時間を計算しだした。


ナースコールで呼んでも一回は『はい、なんでしょう?』とご用聞きに来る。

で、トイレトイレといえば『ではベッドでできるよう便器を持ってきましょう』と言って一回戻る、からもう一度便器を持ってきてセッティングしてもらう、でやっと排泄。


やっぱり時間かかるから、あんまりギリギリで呼ぶと間に合わないかもしれない。

大人なら早めに呼ぶほうがお互いにとっていいに違いない。


ついにナースコールをポチッ。

ナースコールは、トイレで呼ぶことを想定し看護師さんが手元に置いてくれてあった。

遠慮せず呼んでくださいね、と。ありがたい限りである。


この病院のシステムがよくわからないが、ナースコールをポチッすると恐らくすぐに来てくれるシステムのようだ。


前に腰椎骨折で入院した関西の病院はポチッたあと、スピーカーで用件を伝えるシステムだった。


ここでは、すぐに看護師さんが来てくれた。

トイレの旨伝えるとすぐに用意して戻ってきてくれた。

ベッドに仰向けのまま、布団の中に便器をセットしてくれる。

便器はどんな形なのかとか見ることができないが、ちゃんと温かい。


ではどうぞ、となったがすぐには出ない。


看護師さんは慣れているので、すぐに出ないことも想定内。

終わったらまた呼んでくださいねーとなった。


しばらく気持ちを鎮めて頑張ってみるが尿意が強いのに全く出ない。


むしろ、りきむのに出ない不快感が増す。

しばらく自分でもその体勢のまま放置。


いや、やっぱり出ない。


時間の感覚がないまま、長い時間粘ったが出てこない。

再びやってきた看護師さんが一旦外しましょう、と体勢を戻してくれた。


しかし尿意切迫感は全く衰えず。上半身を動かさないよう、下半身だけで悶絶する長い時間を過ごしていた。