整理収納のお仕事をしている方の中には
お片付けが大好き!
インテリアが大好き!
という方が多くいらっしゃいます。
「好き」が高じて、資格を取得、という方が多いような印象です。
ですが、「ライフオーガナイザー®」の中には真逆な人も結構います。
片づけられない女だった、とカミングアウトしているオーガナイザーもいます。
私が義実家の片づけを始めたのは、挙式後1か月未満という時期。
仕事一筋で生きてきた私は家事が得意というわけでもなく
↑この部分は「結婚する」という報告をした人ほぼ全員に心配されました
効率的な家事のやり方とか、簡単レシピとか、
新米主婦としての情報が欲しい時期で
特に「片づけ」に関して強い興味があったわけではありませんでした。
夫の実家の片づけがどうにもこうにも進まなくて。
どうやったらいいんだろう…
と悩みぬいた末にたどり着いたのが「ライフオーガナイズ」でした。
夫の実家の問題が無ければ、
片づけの資格を取ろうなんて思わなかったに違いない
ライフオーガナイズの講座も、2級だけで終わるつもりでした。
自分の「オーガナイズ」ができるようになるのが2級の講座です。
実際に受講してみて、
初めて「片づけ」に関心がある仲間と出会い…
こんな世界があったのか~、と霧が晴れたような思いでした。
そして、もっとライフオーガナイズを知りたい!
そう思い、1級講座へ進みました。
開業するつもりなどはなく、
ただただ「ライフオーガナイズ」をもっと知りたい!
という思いでした。
学ぶうちに看護との共通点を見つけたことは、
その後の私に大きな影響がありました。
「環境整備」
漢字4文字で表される事。
看護の中でも基本的な事でありながら、忘れられがちな事。
病院や施設、家庭でも安全、安楽な環境を作るためには欠かせない部分です。
それなのに「具体的」なことはあいまいなまま…
病院や施設、といった清潔で整理整頓された環境から、
もう一歩先の!
もっと日々の暮らしに近い部分での環境が整備されると、
事故予防や、精神的安楽(ちょっと実習中を思い出すような言葉ですが)
にも役立つのではないかと考えるようになりました。
ライフオーガナイズの手法を用いた片づけは
再現性が高い片づけ方でもあります。
「型」にはまらない片づけで、オーガナイザーによっても得意分野が違います。
私は「片付けナース」として
1、自分のモノのオーガナイズ
2、シニア世代、親の家の片づけに関する事
3、もしもの備え(災害備蓄を含む)
という3つの事を中心に個別相談、セミナー等の活動をしています。
本当に様々なタイプのライフオーガナイザーがいて
こういう物だよ~、というのは難しいのですが
「ライフオーガナイズ」を一言で言うとすれば「オーダーメイド」のお片づけ。
あなただけに向けた個別性ある(これも看護っぽい言い回しですが)
片づけ方をアドバイスさせていただくものです。
物を整理する前に、頭の中から整理するライフオーガナイズ
興味がある方は、「ライフオーガナイザー」で検索してみてくださいね。
ライフオーガナイザーは、現在各都道府県にいます
注:安全、安楽、個別性、という言葉は看護学生の時から叩きこまれたことでもあります。
一般的に日常生活の中でははあまり使われる言葉ではないかと思いますが…
今回あえて使わせていただきました。