泥汚れのついた裾部分 | クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

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みなさん。こんばんは。


今日もがんばりました。明日もがんばります。


さて、本題へ。



今回は、スラックスの裾についた泥汚れのしみ抜き。


泥言っても、泥にも色々な種類があることを考えてください。


アスファルトの上の泥と、土の上の泥では全然含まれる成分内容が違います。


アスファルトにはコールタールなどが含まれていますし、赤土なんていうと赤の色素が含まれていたりします。


同じ泥でも処理方法がまったく違うものとなります。


裾部分は、歩いているうちに靴や足と知らず知らずのうちに擦れていき、繊維に傷をつけてしまううえに、この傷の隙間にも泥が刷り込まれてしまいます。


普通のシミは上にこぼしたりとイメージで言うと、生地の上にのっかてる感じ。


それがじわぁーっと繊維が吸収します。


しかも、摩擦が起こる場所の汚れはゴシゴシと汚れを繊維に刷り込んでいってしまいます。


どっちが取れづらいかは分かると思います。


「泥」はしみというより「汚れ」のイメージが強く、しみに比べると簡単に取れると思っている人がたくさんおられますが、実はそうとは限りません。


綿や麻など繊維に隙間が多くあるものならまだしも、これが化繊になるとしみが浸透しづらい代わりに、一度浸透してしまったら逆に天然繊維などよりも除去しづらくなってしまうのです。



ここまでのしみ抜き処理でも、通常のしみ抜きよりも使う溶剤量の倍以上かかります。

そのうえ、取りづらいです。

手間もかかりますし、溶剤もたくさん使用します。


が、丁寧に、慎重に、しみ抜きをして綺麗になりました。


さらに手をかければもっと綺麗になりますが、料金の関係上ここまで。


シミ抜き料金は1000円くらいから2000円くらいの間。


きちんと、しっかりと、取るとなる大変な汚れなのです。


そでぐりやエリなども摩擦によって取れづらくなる部分ですね。



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