色落ちしたときの対処方法は? | クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

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東京杉並区・世田谷区で創業60年以上のクリーニングかんだ・クリーニングメルモを営む3代目の経営や技術(しみぬき・洗い)等についてのお話。ご相談も承ります。

皆さんこんばんは。今日も頑張りました!明日も頑張ります!



さて、本題へ。
  
お家で洗濯して色移りしてしまったお洋服をお預かりしましたのその対処方法をご紹介します

お気に入りの服を色移りさせてしまったらガッカリですよね。大切な事は、色移りをさせないことです。

色移り(クリーニング業界では、移染と言います。)は、色の濃い新しい服を初めて洗う時に
起こる可能性が高いです。

特に、ポリエステルに多い事例の一つです。

初めて洗う時は色が落ちるかチェックする事をおススメします。

やり方は、白いタオルをお湯で濡らして、濃い色の部分をこすってみます。

クリーニングでは、石油系溶剤の入ったガンと水の入ったガンで見えない所で試験します。

出なければ、しみぬき処理をします。出た場合は、しみぬき処理を止めます。

タオルに色が付くようでしたら他の物と一緒に洗濯するのやめてその洋服だけ別で洗うようにしましょう。ひと手間ですが、色移りを防げますよ。

では、色移りしてしまった時はどうするか?

色移りは
①白い物と濃い色の物を一緒に洗って色移りしてしまう場合と
②同じ服の濃い部分が白い部分に色移りしてしまう場合の2種類のパターンがあります。

対処方法ですが、
①他の服から色移りした場合
洗いあがった服を干す時に発見すると思います。発見したらすぐに色が移った服だけをもう一度洗います。
この時、洗剤をいつもよりちょっと多くにして
色移りした洗濯の時の水温より高い温度で洗ってください。(少し熱めの温度(50℃前後)だと理想的です)

脱水後すぐに発見して、高い温度で洗いなおせばかなりの確率で取れると思います。

漂白剤(酸素系)は、あまり意味がないので使わないでくださいね。

当社では、80~90℃位のお湯に、界面活性剤入りの洗剤と過酸化水素を混合した液に漬け込みます。

それでも、残った場合は、色素に効果のある薬品を使用します。

②同じ服での色移りしてした場合

紺色の生地の色が白地に色移りしています

これはちょっと難しくなります。

色落ちする生地部分の色を色落ちしなくなるまで色を出しきらないといけません。

ですのでこの場合はクリーニング屋さんにまかせた方が良いと思います。

シミ抜きをしてくれるクリーニング屋さんなら
落としてくれると思いますので色移りしてしまったら、早めにクリーニング屋さんへ相談してみてください。

不入流の師範が施す魔法のしみぬき・復元加工が出きるお店。10年以上前のシミも落とせる技術をもっています。染色補正も出きるお店。

当店では、郵送・宅配便でのクリーニングやしみぬき等を受付けております。一味違うクリーニング・しみぬきをお試し下さい。

また、下記のアドレスでしみぬき相談を行っております。

Clkanda_merumo@yahoo.co.jp

新しいホームページのアドレスです。 
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