クリーニング業界に思うこと① | クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

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東京杉並区・世田谷区で創業60年以上のクリーニングかんだ・クリーニングメルモを営む3代目の経営や技術(しみぬき・洗い)等についてのお話。ご相談も承ります。

皆さんこんばんは。

さて、本題へ。

今日は、クリーニング業界で感じたことを書きます。

まずは、この数字から

[利益=売上-経費]

売上を上げましょう、経費を少なくしましょう。

当たり前のことですが、誰でも分かっている事、知っていることですね。

ホームクリーニング業の場合、最も大きな経費は、やはり『人件費』最も大きな経費はやはりです。

人件費』を適正な数値に近づける事が利益の確保につながります。

目標数値は…

工場人件費率 15%(ユニット店の場合20%

店舗人件費率 20%(ユニット店の場合10%)   

が目安になるそうです。←中々難しいですが・・。この目標値に近づける様に頑張ります!

今回は、工場の話、ワイシャツとズボンの生産性について少し考えてみることにします。

まずは、目標数値の設定(仮の目標値です。分かりやすい数値にしていますが。)

ワイシャツの人時生産性  50枚/時

ズボンの人時生産性    40本/時

例えば…年商1,800万円のユニット店
(25日/月稼働 スタッフの平均時給950円)

ワイシャツの単価 120円、ズボンの単価 450円 とします。(仮の目標値です。分かりやすい数値にしていますが。)

1時間当たりの生産高(売上)

ワイシャツの生産高(売上) 120円×50枚=6,000円 人件費率 950円÷6,000円≒15.83%

ズボンの生産高(売上) 450円×40本=18,000円 人件費率 950円÷18,000円≒5.28%

※人事生産性の目安は1時間1人あたりの生産高(売上)が、6,000円以上が目安だそうです。

上の事例でみると、ワイシャツの人件費率は、15%を超えてしまっています。

逆に、ズボンはどうでしょうか?

ワイシャツに比べ、ズボンはの平均入荷点数は1/3程度平均入荷点数は1/3程度ですが、収益は3倍!となるので、商品の中では、最も利益が確保できるアイテムです。

ワイシャツをクリーニングに出される方は必ずズボンも出します。←私は、そう信じています。

商品構成比率でいうと、ワイシャツが1位、ズボンが2位です。(ズボンの商品構成比率は15%が目安です。)

しかし、ワイシャツに比べると、ズボンをクリーニングに出す頻度はかなり少ない。

実際に、どのくらいの割合なのかPOSレジや本部システム管理で確認出来ます。実際に調べましたが、ワイシャツとズボンの構成比率は高いです。

ココをもっと掘り起こす事で、お客様の利用頻度は増え、売上は確実に上がっていきます。

こういう地道な活動が大切なのではないかと思います。

安くしたからと言って、継続的に需要が増えることは無いと思います。

やはり『習慣付け』が大切だと思います。

これからは、人件費がもっと上がっていく時代に突入します。

今日は、この辺で。また、明日。明日は、『生産性と生産管理』のお話をします。

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