保管中にでてきたシミ。それは、なぜ? | クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

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東京杉並区・世田谷区で創業60年以上のクリーニングかんだ・クリーニングメルモを営む3代目の経営や技術(しみぬき・洗い)等についてのお話。ご相談も承ります。

皆さんこんばんは。今日も頑張りました。明日も頑張ります!

さて、本題へ。

今日は、着用しようと思ったらシミがついていたとのことで来店されました。



なぜ、着用をしていないのに保管中にシミが出てくるのかと言うと、目に見えないシミや薄いシミだと見逃してしまいます。

クリーニングをしないでそのままで保管をしていると、シミが空気中の酸素と結合をしてシミが浮き出てきます。

この場合は、酸素の結合により化学変化を起こしてシミが黄色く変色します。

クリーニング業界では、酸化黄変と言います。

また、あぶり出しと同じ現象が起こることもあります。

乾燥工程やプレス工程で熱がかかり、無色透明だったシミが浮き出てくることもあります。

スポーツ飲料や日本酒のシミもこの分類に入ります。

このワンピースは、保管中に酸素と結合をして酸化黄変したものと考えられます。

不入流の代名詞である油水同時処理を行ってから、漂白処理をします。

綺麗になりました。



今日は、ここまで。また、明日。

不入流の師範が施す魔法のしみぬき・復元加工が出きるお店。10年以上前のシミも落とせる技術をもっています。染色補正も出きるお店。

当店では、郵送・宅配便でのクリーニングやしみぬき等を受付けております。一味違うクリーニング・しみぬきをお試し下さい。

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