皆さんこんばんは。今日も頑張りました。明日も頑張ります!
さて、本題へ。
クリーニングに使用する前処理剤の種類も色々とあります。
注)ここに出てくるとあるクリーニング店A社とT前処理剤は、架空のものです。話を分かりやすくするために。
とあるクリーニング店A社では前処理剤をパーク溶剤と混ぜて、それを超音波で汚れている箇所を処理して、その後ドライクリーニングを施しているということだ。
でも、輪どりができる。
それは、どういうことか?
まずは、T前処理剤を使用しているとのことでした。使用方法を検証してみることにしました。
まず、使用方法をみてみると、パーク溶剤に希釈ではなく、水に希釈して使うように書いてありました。必ず、取り扱い説明書を見てください。
油(溶剤)に希釈と水に希釈するのでは大きな違いがあります。
これは、衣類が縮んだりするのが嫌みたいで、水で希釈せずにパーク溶剤で希釈しているケース多々あります。
ここで少し考えてみましょう!→頭のなかで考えてみてください。
まず、パークにその前処理剤を静かに入れてみます。
すると前処理剤の比重が重く下へ沈殿していく。
容器を振って、中のものを撹拌してみる。一瞬混ざったかなと思いきや、しばらく置いていると綺麗に前処理剤が沈殿していく。
この前処理剤は水溶性の前処理剤で、油(溶剤)には溶けない。
つまりこの前処理剤は、パークとは混ざり合わない性質なのです。
これを容器に入れても下の部分は前処理剤の原液になっているので、前処理剤そのもので処理していることになる。また、すすぎ性が悪いので、その後パーク処理しても前の実験の通り、処理剤そのものは溶解せずに残ってしまう。
前処理剤というのはドライの苦手としている水溶性の汚れを落ち易くするもので、もちろん水溶性の性質を持つ。
だから、この処理剤は水で希釈しないとまったく意味を成さないものになってしまう
使う側も、売る側も気をつけないといけないことですね。
今日は、ここまで。また、明日。
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