この記事の結論は、情報周知が先決だと。
その通りだ。
一方、自動車ドライバーは、運転免許更新時に最新道路法規の説明と情報(冊子版)を得ることができる。
一般人(=自動車免許の非取得者)は、特にママチャリ(アシスト車を含む)を新規購入時に簡単な乗り方は教わるものの、自動車免許証保持者が更新講習会で得る法規情報に触れる機会は全くないと言える。
自転車の乗り方は良いとして、道路標識の確認と判断、車道上走行時の優先走行の判断、道路通行の制限時間等、一時停止と位置、横断歩道上の走行注意、点滅信号の判断、交差点の複雑な信号機、道路走行で直進可と不可の判断等々、自転車のおばちゃん、おじちゃん、学生たちが道路の判断ルールを分かっているか甚だ疑問である。
取り締まり対象として、普通の女性の方が多いように見受ける。
警察官が停止を求めても、本人は道路ルール違反なんて全く認識が無いように見える。
赤切符から反則金と点数の処理に移行した青切符制度が始まった。
同記事の通り、先ずは情報周知方法を改善してからにしないと運転手からの反感や戸惑いだけにしかならない。例え罰金払っても、自転車走行のリテラシーアップは無理だろう。
自転車の交通法規、車道、歩道の走行条件など、積極的に関連サイトを調べない限り情報が得られない。こんなことに関心があるだろうか?
自治体からは、行政情報(便りのような印刷物)を定期的に発行されるが、その企画の中に最新道路法規(特に自転車の関連項目)や自転車専用道路拡充情報、サイクリングロードへの河川改修工事期間の通行情報等々などの情報を入れると一般家庭に配布され、情報周知されるのが順当だろうと思うがどうだろうか。完璧ではないが、少なくともこうした行政も努力は必要だろう。
北風と太陽を考えると取り締まりとか力ずくでは人間は良くはならない。