今回は、2022年に私が日大通信で初めて書いたレポートの実物を(中略を含めつつ)公開します。

課題の形式は郵送レポート2000字以内(1800~2000字)。
課題の内容は、以下でした。
「身体発育速度ピーク(Peak Height Velocity:PHV)年齢とは、第二次性徴において身長が急激に伸びる年齢を指し、女子では10~11歳、男子では12~13歳と言われている。そこで、このPHV年齢を「PHV年齢以前」、「PHV年齢期」、「PHV年齢以降」と分けた場合における発育期のトレーニングについて、「神経機能の発達」、「心肺機能の発達」、「筋機能の発達」の3つの用語を当てはめ、具体的に説明しなさい。また、PHV年齢を考慮した身体機能の発達について、自分自身の経験を踏まえ論じなさい。」

自分の経験も書かなければいけないっていうので、どうしても一部エッセイ風になってしまったんですけど、どう書いたらいいのかめちゃくちゃ悩んで、挙げ句どうせ通らないかもしれないし~みたいな気持ちで郵送した記憶があります。
でも落ちたくないという気持ちもちゃんとあるので、ビクビクはしていました。小心者。

レポートの書き方って、「序論・本論・結論で書くよ」とかそういう情報はあっても、「え? でも、この課題だったら、具体的にはどんなふうに……?」みたいな、実際に自分で書くことになるとオロオロする場合がたくさんあるんじゃないかなって思うんです。
私自身がそうなので……。
「こんなふうに書いてる人がいるのね」とか、「こんなんでも通過できるのね」とか、目に見える実例があったら、苦しいけど挑戦してみようかなって思う人がどこかにいてくれると思うので、しばらくここにおいておきますね。
参考文献などの情報は詳しく載せていませんが、あくまでも「こんなふうにレポートを書いている人がいるよ」を見るためだけのものなので、ご理解ください。

レポートを書くための工程は、
①教科書(資料)を読む
 (基本中の基本だけど、たまにおろそかにしがち……)
②課題の指定された内容を調べまくる
 (私はここが一番苦しい。闇の中に隔離されたみたいな気持ちになる)
③自分がどこに注目しているかを考える
 (ただの報告型のときには考えなくていいこともある)
④とりあえず書いてみる
 (「書けないよ!!」ってなるなら、箇条書きでもいいから調べたことをまとめてみる)
⑤ひたすら見直してみる
 (箇条書きにしているなら、それを文章になるようつなげつつ、さらに補足を補う)
⑥だんだん「もうこれでいいんじゃね?」って思えてくる
⑦提出する

身も蓋もなく言うと、私がしていたポイントはとにかく、「頭がよさそうに見えるように全体を整えること」です。
相手がいる(見て評価する人がいるっていう)ことを意識して、「私はね、しっかり真面目にやったんですよ!!」ってことを、頭がよさそうに見える文章で報告することです。

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 身体機能の発達について、「PHV年齢期以前」、「PHV年齢期」、「PHV年齢以降」と分けた場合における発育期のトレーニング、および自分自身の経験を踏まえて論じる。
 第二次性徴において身長の発育がもっとも盛んになる年齢を、「身長発育速度ピーク(Peak Height Velocity)年齢」という。身体の発育に応じて身体機能も発達する発育期は、大きく三つに分類できる。
 第一段階は小学校入学前後の3~6歳頃に発達のピークを迎え、小学4年生頃までとされる「PHV年齢期以前」にあたる時期である。この時期は神経系機能がもっとも発達し、基礎的な技術を学習しながら、動きの多様化と動きの洗練化をはかることが効果的である。動きの多様化とは、(……中略……)を意味している。
 神経機能は運動の巧みさであるため、これを発達させるには、小学校入学前から3~4年生までは特定のスポーツに限定せず、運動の基本動作である、走る、投げる、跳ぶ、蹴る、受ける、泳ぐ、登る、などの運動を総合的に行うのが良いとされる。実際、幼稚園や小学校の園庭、校庭にはジャングルジムやうんていなど(……中略……)がよく見られる。私自身、小学生の頃は高鬼のような、高いところに登っている間は鬼に捕まらない鬼ごっこをするときには決まって、ジャングルジムに登っていたし、恐怖心もなくかなり高い位置から飛び降りて元気に走り回っていたことが印象に残っている。
 第二段階にあたる「PHV年齢期」は、小学5年生頃~中学2年生頃とされ、ゴールデンエイジと称されるほど身体発育がめざましい時期である。この時期は心肺機能の発達に優れ、全身持久性がピークとなる。全身持久性は最大酸素摂取量で判定され、(……中略……)人に比べ20~25パーセント程度は優れているという調査結果が報告されている。
 心肺機能を積極的に発達させるには持久性の運動が適しており、マラソンや水泳、サイクリングなどが挙げられる。中学校教育の体育授業では、夏期には水泳、冬期にはマラソンが定番となっていた記憶があるが、私は特に冬のマラソンが非常に苦手だったことを今まさに思い出している。しかし、その頃は思春期の只中であったため、運動をないがしろにしてしまうと、とてつもなく体重が増える傾向にあったので、苦手なマラソンではなく私的に短縄跳びによる運動を自宅前で行っていた。
 短縄跳びは持久性の運動に適っているのかが気になり、調べてみたところ、(……中略……)データを見つけることができた。結果では2種類の跳び方ともに、最大運動に匹敵する高い運動強度であることが示されていた。短縄跳びの効果を最大限に発揮するうえで注意することとして、有酸素的作業能力の向上が期待できる最低5分間以上の運動時間(運動量)を実質的に確保するのが適当であると考えられている。
 第三段階の「PHV年齢以降」では、早い人で中学3年生頃~平均的には高校生頃とされ、筋肉の発達がピークを迎える。筋力増強を中心とした(……中略……)時期には、骨の長さも止まる時期なので身長の伸びも止まる。筋力強化訓練を本格的に開始するのは身長の伸びが止まってからを目安にすると、安全で効果的に行うことができる。
 筋機能の発達を促す運動の例には、(……中略……)負荷量、頻度、回数に注意しながら適切に行うことが重要である。エクササイズボールを自宅に所持しているにもかかわらず、ただの椅子のように座ることにしか使っていない私の生活をこの機会に見直し、今一度エクササイズボールを用いて筋力増強に適した運動を効果的に行ってみたいと考えさせられる今回のレポート課題であった。(1856字)

 

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[追記]

たまに、「今年度分の履修予定単位のリポート、3か月で書き切りました!!(リポートの冊束ドン!!)」みたいな猛者と出会ったりするかもですが、そういう方はすんげぇ血反吐級の時間の使い方や努力をしている方で、そのうえ出身大がなぜ今から日大通信に?っていうスーパーハイレベルユニバーシティ経験者だったりもしますから、リポート苦手な方は、ゆったり構えていていいと私は思います。

私の場合でいうと、リポート1冊につき2週間以上は時間を使っていましたし、合間合間でスクーリング自体の受講やスクーリングの課題提出締め切り、科目修得試験なども入ってくるので、思うようにはかどりませんでした。

周りを見たらみんなすごいって思うけど、自分は自分だからしょうがないんですよ。

郵送リポートは、やらなきゃやらなきゃって焦ったらだめですよ。

じっくり着実に淡々とやるのがオススメです。