先日、ディスレクシアをもつ子どものための、保護者向けセミナーに夫婦で参加してきました。

プログラムの時間は1時間30分だったのですが、我が家からはけっこう遠い場所での開催だったので、参加は気合ものでした。

 

内容は簡単にいうと、もちろん個人差も考慮した上でのことですが、

①心理検査(ウィスク検査)の結果から苦手の傾向を掴んで、その子に合った支援をするためにこういうやり方がありますよ。

②学習の補助として、こういうサイトがありますよ。

③学習のここでつまづいてしまう子は、これが苦手な場合があるので確認してみてください。

などなど、知らなかった情報や知らなかったWebサイト、アプリなどのお話が聞けたので、行ってよかったです。

 

だけど、行ってよかったというポジティブな気持ちの反面、学習に向けての困難さを改めて再認識した気持ちもあって、セミナー場所から駅まで歩いている途中で夫に「ちょっと私、ズーンってなっちゃった……。前途多難感すごかったやん?」って本音を吐露したら、夫も同じ気持ちだったらしく、二人でアッハッハッハってなりました。

「もうこれからどうする〜? 頑張るにも無理があるやろ、アッハッハッハー」て。

 

セミナーに参加してらっしゃった方々の中にも、娘と同じ学年の子どもをもつ保護者さんがけっこういて、高学年に向けての親の不安が満ちているといいますか……。

こんなに参加人数いるんだ。こんなにみんな悩んでるんだって思いました。

いかに自信を失わせずに、配慮されることに後ろめたさを感じさせずに、学びたいんだって気持ちの芽を育てていけるように導くかっていうのが、実際のところはけっこう難しいんですよね。

学校ともぴったし足並みが揃うこともないし。

 

学習障害なんだから、どこかしら間違うのはもう仕方がないと私は受け入れているんです。

怖いのは、ただ間違いを正すだけの指導が発動されて、子どもが自信を失ってしまうこと。

支援いらずの子に比べたら何十倍も頑張ったうえで、本人は「できた」と思って提出しているので、指摘にすごく敏感なんです。

指摘の仕方がうまくいかないと、最悪の場合、「やってもダメなんだ」、「じゃあ、もうやらない」って言い出すかもしれないわけです。

うちはその危機が何度もあったし、これからもあると思う。

だけど、間違っている部分を正さずに「いいよ、いいよ。頑張ったんだもんね。そのまま行っちゃお!」とも言えない。

うちの学校は間違いを正すのみの指導しか発動されないから、家庭学習でいかに自信パワーを充電するかって感じでバランスをとっているので、やっぱり大変。

「もうやらない地雷」を踏まずに、そっと取り除く術があったらなぁ……。

 

 

 

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[ディスレクシアについての補足]

 ディスレクシアは、学習障害のひとつのタイプとされ、全体的な発達には遅れはないのに文字の読み書きに限定した困難があり、そのことによって学業不振が現れたり、二次的な学校不適応などが生じる疾患です。1896年に英国のMorgan先生が最初に報告しました。

 知的能力の低さや勉強不足が原因ではなく、脳機能の発達に問題があるとされています。そのため発達障害の学習障害に位置づけられており、2013年に改定された米国精神医学会の診断基準(DSM-5)では、限局性学習症(いわゆる学習障害)のなかで読字に限定した症状を示すタイプの代替的な用語としてdyslexia(ディスレクシア)を使用しても良いことになりました。読字に困難があると当然ながら書字にも困難があります。そのため本邦では発達性読み書き障害と呼ばれることもあります。

  (国立成育医療研究センターHPより引用)

 

……うちの娘の文字の見え方はどうやら「散って見える/離れて見える」ようです。

ひらがなやカタカナに限って言えば、「しっかりと、丸みのある、ギャル文字みたいな文字」を現在は書けるようになりました。

漢字に関しての家族内目標の最低ラインは、氏名と住所を書けるようにすることを掲げています。直筆著名(住所あり)は生涯避けて生きることが難しいと思うので、これだけは頑張らせています。

学習障害発覚の経緯や児童精神科受診のこと、WISC検査、WAVES検査などいろいろ書くネタは持っていますが、どちゃくそプライベートな内容なのでこちらで書くかは今のところ不明です。

 

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