ゴリラのつぶやきではゴリラ先生からの季節便りや子どもたちの様子、知っておきたい心と体の成長過程などをお伝えしていきます。
ゴリラ先生ってどんな人?
30年以上の指導と経験から「親しみやすさは、呼びやすさ」であると考え、どんな子どもでもわかりやすい「ゴリラ」と生徒にも保護者からも呼ばれている現役の先生です。
では、さっそく<第1回>ゴリラのつぶやき
「発達の特性シリーズ」「季節便り」の2本立てです。
発達の特性シリーズ①
入学前の子ども
同じ1年生でも入学した4月に満7才となる子とやっと6才になった子もいる。この小さいときの1年近い差は非常に大きい。これがひと組になって、同じことをやり、同じことを覚えていこうというのだから、本人も大変だが教師にとっても親にとってもたいへんなことだ。文字については元気よく遊んでいて興味を示す子は心配いらないが、文字が苦手な子にはまず自分の名前が読めたり書けたりできるようにしていこう。
計算ができる、できないは、個人差がある。できる子は10までの足し引きをやってしまうが、苦手な子はなかなか覚えられない。そんなときは数字を使うのではなく実物を使って、たしたり、ひいたりしてみる。生活の中で勉強しているという感じをもたせないようにしてくり返してほしい。
問題になるのは字でも計算でもできるということを自慢する態度である。自分の優れたところに誇りを持つことはいい。けれども、そのために人を見下すことのないように導かなくてはならない。親の出番である。
しつけ面では次のことができるだろう
(1)お手洗いには、時間にゆとりをもって行く習慣ができているか。
(2)自分でおしりの始末やズボンを脱いだりはいたり全部できるか。
(3)食事はみんながそろうのを待って食べ、さっさと食べることができるか。
(4)規則正しく寝る習慣がついているか。
(5)交通規則を覚え、気を付けて道路を歩く練習ができているか。
日常生活の中に成長の機会を見つけていってほしい。
そして、いつでもできるようになったらしっかりと褒めてほしい。