今月の2日に東京都議会選挙がありました。

 

去年の夏の参議院選挙の時は、電動車いすに乗って、パートナーと投票所まで行って、ギリギリ動いた左手で、何とか投票用紙に候補者の名前を書いて、投票したことを覚えています。

 

でも、両手足が動かず、ほぼベッドに寝たきりとなり、めったに車椅子にも乗れなくなった今となっては、投票所に行くのも難しく、仮に行けたとしても、投票用紙に候補者の名前を書くこともできません。

 

一方で、僕たちのような重度の障害者等のために「郵便等投票」という、郵送による投票方法が用意されてはいるのですが、今回の都議選の場合には、パートナーに介護保険証のコピーなど、数多くの書類を揃えて選挙管理委員会に申請してもらい、選管から送られてきた投票用紙に、施設にいるケアマネに頼んで候補者の名前を書いてもらい、何重もの封筒に入れて、期日までに選管に届くよう、投函しなければなりませんでした。

 

その手間は膨大なうえ、選管のコストも膨大。しかも、投票の秘密は確保されません。

 

こんなことなら、今の時代、さっさとインターネット投票ができるようにしてほしいものだと思い、選挙制度を所管している総務省のホームページを見てみれば、マイナンバー制度の活用のロードマップに、2020年には在外邦人向けにネット投票ができるようにすると書いているではありませんか!

 

http://www.cao.go.jp/bangouseido/pdf/20170314siryou_27-30.pdf

 

それならば、われわれのような者も対象にしてほしいし、いっそのこと、全面的にネット投票ができるようになれば、もっと若者たちの投票率も上がるのに。。。

と思い、そのことを文章にまとめて新聞に投稿してみたところ、なんと!採用され、今朝の日経新聞に掲載されました!

 

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO19272730W7A720C1SHE000/

 

この声が当局の担当者の耳に届き、一日も早く実現することを切に願います!

 

また、その他の様々な行政手続きもネットでできるような時代が早く来てほしいものです!