昨年来お世話になっている東京医科歯科大学や吉野病院に不満があるということではないのですが、この病気に関し最先端の研究を行っている先生に話しを聞いたら、何か活路が開ける可能性があるのではないかとのわずかな望みを持って、今日、慶應大学病院を訪ねました。
まずは、綾瀬から慶應大学病院のあるJR信濃町まで、どのルートを使えばスムーズに行けるのか、なかなか見つからなかったのですが、友人から日比谷線で秋葉原に出て、JRに乗り換えるルートだと、エスカレーターを乗り継いで行けるというアドバイスをもらい、車椅子で初めてJR線に乗って出かけました(^^)
さて、昨年12月の初めに予約して、やっと今日の診察という、超人気の先生です。この病気の研究では日本の中でも第一人者と言われている方に、たまたま慶應大学の知り合いの先生に紹介いただき、診察していただくことができました。
軽快な口調の先生で、いくつかの問診を受け、その後手足の筋力の状況を確認していただいた後、先生の口から出た言葉は、「残念ながら、現在、ALSの治療に画期的な薬や方法はなく、近い将来も期待できない。まれに進行が止まったり、改善する人がいるが、ほとんどは誤診によるもの。」というもの。
そして、「毎週のように、同じような方が来られ、同じことを申し上げている。大変心苦しいが、それが現状。出来るだけ美味しいものをたくさん食べて、行きたいところに旅行しなさいと言っている。」とのコメント。
そして僕が「今の治療を続けていけばいいか?」と聞いたところ、先生から「数々の患者を診てきたが、病気の進行を抑える一番の方法は太ること。良質のタンパク質をたくさん摂ることが一番良い。」というアドバイス(@_@)
最近ズボンのフックがキツくて留まらなくなって来ているけど、そんなことは気にせずに食べればいいんだ!と妙に納得f^_^;
宣言!こらからは食べて太ります!



