2014年12月15日。職場の診療所で書いていただいた紹介状を携えて、虎の門病院の神経内科へ。
この病院は、どこの診療科も初診は待たされるので、覚悟して早朝に受け付け。
ようやく呼ばれて診察室に入ると、まだ30代と思われる綺麗な女医のK先生が笑顔で迎え入れてくださいました(^^)
{3DC6CEA4-452E-4C52-83BC-AB825FABEEF5:01}

手足の動きが鈍くなっているために、早速頭のMRIを撮って診断していただきましたが、脳血管には異常なし。
その後、造影剤を入れてのCTでも内蔵には異常なしとのことで、妙な安心感が…(笑)
{03E6EC32-C07D-477B-A096-621AE0AE8BDE:01}

一方、筋肉の異常を見極めるための筋電位検査では、筋肉に細い針を刺して電気を流すので、あぶら汗がベットリなるほどの痛さ(>_<)
結局、2回もやるハメになりました(その後、東京医科歯科大学での検査入院中にもやったので、5回くらいやったかな?f^_^;)。
それ以外にも、頭のてっぺんと足や手の先に電極を付けて、強いパルスを流す「電気椅子」のような検査をやったり、毎回血液検査もやったりしましたが、なかなか原因が分からずf^_^;
{BEB77095-743D-441C-8769-5B00B2123111:01}

虎の門病院に通い始めた頃には、足の筋力低下もそれほど酷くはなく、筋肉のピクつきが特徴的だったことから、「fasciculation  syndrome」といった説明もありました。
{E495BE1B-18D7-4747-8F0F-38992DBADCCF:01}

しかしながら、右手と右足の筋力低下がどんどん進んで来たために、入院してさらなる精密検査を受けることを勧められら、3月半ばに東京医科歯科大学への紹介状を書いてもらい、三か月にわたる虎の門病院での検査は終了となりました。
ちなみに、最後の診察の時に「ALSの可能性はありますか?」との僕の問いかけに、K先生は「榊さんの場合、下位ニューロンには異常が見られるものの、上位ニューロンには異常が見られないので、その可能性は低いのではないかと思います。」との答え。その時は、ホッとひと安心、という感じでした(^^)