★ 令和6年6月からの診療報酬改定について ★ | clinicyabasewadaのブログ

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★ 令和6年6月からの診療報酬改定について ★

令和6年6月から国の定める診療報酬改定が行われ、全国の医療機関で診療費の変更が行われます。当院でも厚生労働省の指針に従い、令和6年6月1日から医療費につき変更を行います。

☆ 高血圧症、脂質異常症、糖尿病で通院されている患者様へ
令和6年6月1日から、高血圧症、脂質異常症、糖尿病のいずれかで主に通院されている患者様には、「特定疾患管理料」を廃止し、個々に応じた目標設定、血圧、体重、食事、運動など指導内容を記載した生活習慣病療養計画書を作成させていただき、その療養計画書に基づき指導を行う「生活習慣病管理料」へ移行することになりました。
診察時に診療計画書への署名をお願いすることがありますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
なお、患者様の状態により、医師の判断のもと、28日以上の長期の投薬やリフィル処方を行う場合があります。

☆ 外来感染対策向上加算に関するお知らせ
当院では、「外来感染対策向上加算」を算定しています。患者様やご家族、当院の職員、その他来院者等を感染症の危険から守るため、感染防止対策に積極的に取組んでいます。感染防止のため、患者様にはご不便をおかけすることもあるかと存じますが、何卒ご理解のほど宜しくお願いいたします。
・感染管理者である院長が中心となり、職員一同院内感染対策を推進します。
・院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年2回実施します。
・感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と分けた別の診療スペースを確保して対応します。
・抗菌薬については厚生労働省のガイダンスに則り、適正に使用いたします。
・標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに沿って院内感染対策を推進していきます。
・感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。

☆ 医療情報取得加算に関するお知らせ
当院は、マイナ保険証の利用や問診票等を通じて患者さんの診療情報(薬剤情報・特定健診情報・その他必要な診療情報)を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関(医療情報取得加算の算定医療機関)です。
国が定めた診療報酬算定要件に従い、下表のとおり診療報酬点数を算定します。
【マイナ保険証を利用しない場合】
【マイナ保険証を利用しても診療情報提供に同意されない場合】
     初診時:3点 / 再診時:2点 
【マイナ保険証を利用し、診療情報提供に同意された場合】
     初診時:1点 / 再診時:1点 
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご理解・ご協力をお願いいたします。

☆ 医療DX推進体制整備に関するお知らせ
当院では、医療DX推進体制整備に向けて、以下の対応を行っております。
・オンライン請求を行っております。
・オンライン資格確認を行う体制を有しております。
・電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しております。
・電子処方箋を発行する体制を令和7年1月迄に導入予定です。
・電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については当該サービスの対応待ちです。
・マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、お声掛け・ポスター掲示行っています。
・医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行うことについて、当該保険医療機関の見やすい場所及びウェブサイト等に掲示いたします。

☆ 一般名処方に関するお知らせ
当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(※一般的な名称により処方箋を発行すること※)を行います。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
一般名処方について、ご不明な点などがありましたら当院職員までご相談ください。ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※一般名処方とは:お薬の「商品名」ではなく「有効成分」を処方せんに記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。