「糸リフトを受けてから、頬がかえってこけて見えます。」

 

この話、施術の失敗だと思われがちですが、実は少し違います。

 

同じ糸リフトを受けても、ある方は自然な仕上がりになり、ある方はかえって頬がこけて見える理由。 ここには糸リフトについてのよくある誤解が一つ隠れています。

 

今日はその誤解を解きながら、糸リフトが実際どんな施術なのか、なぜ頬がこける現象が起きるのか、そしてどうすれば予防できるのかまで整理してお伝えします。

 

 

 

一番大きな誤解 — 糸リフトは「ボリューム」の施術ではありません

 

糸リフトはたるんだ組織を物理的に引き上げる施術です。細い糸が皮膚の下で組織を引っかけて上に引き上げる方式ですね。

 

ここで大切なのは、糸リフトは「満たす」施術ではなく「引き上げる」施術だという点です。フィラーやコラーゲンタッチがボリュームを足す方式だとすれば、糸リフトはすでにある組織の位置を変える方式です。

 

この違いが今日の話の核心です。

 

 

 

 

頬がこけて見える本当の理由

 

糸リフト後に頬がこけて見える現象は、ほとんどが施術のミスで起きるのではなく 隠れていたボリューム低下が表に出た結果です。

 

どういうことかというと、こうです。たるむ前のボリュームとたるんだ後のボリュームは違います。たるんだ組織が下に降りていると、その重みで下の方が満たされて見えます。ところが糸リフトで組織を元の位置に引き上げると、それまで組織が覆っていた場所がそのまま表に出ることになります。

 

つまり、頬が新たにこけたのではなく、もともと足りなかったボリュームが糸リフトの後に見えるようになったということに近いのです。

 

ですからボリューム低下も一緒にあるケースでは、糸リフトだけを単独で受けるとかえってやつれて見える結果になることがあります。

 

 

 

 

どんな場合にこの現象が起きやすいか

 

いくつかのケースで特によく見られます。

 

一つ目、40代以降のケース

年齢を重ねるほど真皮のコラーゲンと脂肪が一緒に減っていきます。この状態で糸リフトだけを受けると、引き上げた場所の下にボリューム低下がそのまま表に出ます。

 

二つ目、ダイエット直後

急激に痩せた状態では顔のボリュームがすでにかなり減っています。このときに糸リフトを受けると、頬が一気にやつれて見えることがあります。

 

三つ目、糸を使いすぎた場合

たくさん入れたからといって結果が良くなるわけではありません。 かえって必要以上に組織を上に引っ張ると、下の方がより空いて見えるようになります。

 

 

 

 

糸リフトについての誤解 vs 真実

 

この機会に糸リフトについてのよくある誤解を挙げてみます。

 

誤解 1. 糸を多く入れるほどリフトがよく効く

真実 — 糸の本数よりも、どこに、どの方向に配置するかがはるかに重要です。過剰な糸はかえって自然さを損ないます。

 

誤解 2. 糸リフト一つで顔の老化がすべて解決する

真実 — 糸リフトはたるみを引き上げる施術であって、ボリューム低下や肌のハリを補う施術ではありません。 老化が複合的に進んでいる場合は、他の施術との組み合わせが必要です。

 

誤解 3. 結果がすぐ出るのが良い

真実 — 即時のリフト効果は確かにあります。 ただ、その結果がどれだけ自然に維持されるかは、他の要素との組み合わせ次第です。

 

 

 

どうすれば予防できるのか

 

ポイントは一つです。 糸リフトだけを単独で決めないことです。

 

施術の前に次の点も一緒に確認しておくとよいです。

・今、たるみとボリューム低下が一緒にあるか

・糸リフトで引き上げたとき、下のボリュームがどの程度満たされているか

・必要であればコラーゲンタッチ・フィラー・スカルプトラのようなボリューム施術を一緒に設計できるか

 

この判断は顔を直接見なければ分からない部分です。ですから糸リフトを決める前のカウンセリングが大切です

 

 

 

 

チョンダムエンビはこのように考えます

 

チョンダムエンビでは糸リフトを単独の施術としておすすめすることはあまり多くありません。たるみとボリューム低下が一緒に進んでいる場合がほとんどなので、施術の前にこの二つの要素を一緒に見ます。

 

引き上げるべきたるみはどこか、満たすべきボリュームはどこか、そして二つの施術をどんな順序で組むかを一緒に設計したうえで施術を決めます。糸リフトとコラーゲンタッチ・フィラーが同じカウンセリングの中でよく一緒に話題になる理由がここにあります。

 

糸リフトを迷っていらっしゃるなら、施術の前に一度気軽に立ち寄ってみてください。今のお顔に糸リフトが答えなのか、別の組み合わせが必要なのか、落ち着いてお伝えします。

 

 

 

最後にご案内

 

2006年の開院以来、チョンダムエンビは過度な変化よりも自然なバランスを先に考えてきたクリニックです。韓国が初めての方も安心してカウンセリングを受けていただけるよう、日本語対応も可能です 🇯🇵

 

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