こんばんは、臨床心理士の山本です。




いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。




ここ数日、私とその周辺で、人生の転機といえるような事が起こっています。




私はカウンセラーという職業柄、自分自身のストレス指数に敏感なので、




疲れたな、と感じたら、早めに「意識的に」休むようにしています。




あなたはどうでしょうか?




最近疲れていませんか?




人はストレスがかかると、心や身体にサインが出ます。




たとえば、過呼吸になる、下痢になる、頭痛がする、やる気がおきない、集中力が続かない・・・




人の数だけ、症状のあらわれ方は違います。




でも、その人それぞれパターンがあるものです。




学生の頃、テスト前にお腹が痛くなったことはありませんか?




大事なプレゼンの前日、眠れなくなったことはありませんか?




こうしたある特定のストレッサーの場合は、原因と結果が判別しやすいので、自覚しやすいですね。




でも、大人になるにつれて、「原因はコレ!だからこの原因をとり除けばOK!」と単純明快にはいかなかったりします。




会社での立場、家庭での立場、役割は増えていくにつれて、感情を押し殺さないといけない場面もどうしても増えます。




そうすると、時には「過剰適応」になってしまうことも・・・。




「過剰適応」状態になると、自分自身の行動を、周囲の人や環境に合わせて、選びます。




その結果、外に見せる行動と、心の中の気持ちにギャップが生まれて、段々とストレスが大きくなり、苦しくなってしまいます。




カウンセリングに来るクライエントさんも、過剰適応でがんばってこられた方は多くいらっしゃいます。




「やらなきゃいけないんだから仕方ない」というのは、正論です。




ですが、一番大事なのは、あなたの心と身体が元気でいられること。




多くの人は、身体の症状は、何とかしようと専門家を頼ることに抵抗を示しません。




風邪をひいたら薬を飲むし、インフルエンザを疑えば、病院に行きますよね。




でも、「心の健康」は後回しにしていませんか?




もしあなたが、「なんか最近疲れているな」と感じる回数が増えたら、それは心のサインです。




もしかしたら、頭痛や腹痛、過呼吸やめまいなど、身体からSOSが出ているかもしれません。




そんな時は、頑張りすぎてエネルギー切れを起こす前に、しっかりと休息を取ってください。




いつも全速力で走る必要はありません。




ちょっとひと休みしたからといって、あなたの価値は変わりません。安心してくださいね^^




たった一回のあなたの人生ですから、時には休みつつ、ゆるゆると生きたっていいじゃありませんか。




自分自身の心と身体のサインを、丁寧にあつかってあげましょう。





何かできることがありましたら、いつでも頼ってください^^



最後までお読みいただき、ありがとうございました。