こんばんは、臨床心理士の山本です。
この夏は、プライベートで別れと出会いの訪れ、風邪でダウン、本の執筆活動、
とイレギュラーなことが次々と押し寄せていました。
人生は予期せぬハプニングの連続だなぁとつくづく感じます。
苦しいときもあるけれど、支えてくれる大事な人たちとの絆を再確認することができました。
私はみんなに支えられて生きているんだなと感謝の気持ちでいっぱいです。
普段、クライエントさんにとってホッと一息つける安心・安全な場所でありたいと願い、
カウンセラー業務を行っていますが、クライエントさんとの信頼関係が築けたり、
クライエントさんの変化が、私にとっての原動力になっていることも改めて感じました。
今後ともよろしくお願いいたします☆
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あなたは今、幸せですか?
ふつうの幸せでいいのに、なかなか幸せになれない…と苦しんでいませんか?
幸せってもちろん、人それぞれ定義は違うと思います。
健康で、好きな仕事ができて、好きな人と愛し合えて、満足いくお金がもらえて、欲しいものが買えたら、
大体の人は「わたしって幸せ♡」と感じられるのではないでしょうか?
“幸せ体質”、“不幸体質”って聞いたことがあるかもしれません。
目の前の出来事のとらえ方によって、幸せにも不幸にもなれるというのは確かに事実です。
なぜなら、人はそれぞれ「自分の思い込み」を「現実に起こっていること」とごちゃまぜにして生きているからです。
たとえば「俺は学歴が低いから就職先が決まらない」と言っている友達がいたら、あなたはどう思いますか?
私なら「学歴のせいって決めつけてるけど、就職先が決まらない理由はそれだけじゃないでしょ」と思うかもしれません。
そんなふうに、人それぞれ、「思い込み=現実に起こっていること」が違うのが、ふつうです。
それで、じゃあ幸せ体質になるために、物事のプラス面にフォーカスすればいいの?というと、
それができたらもうしてるよね?ってことになります。
話はそんなに単純ではなかったりします。
「自分は幸せではない」「幸せなんて訪れない」と思っている理由は、
「自分は幸せになってはいけない人間です」と強く強く信じているからです。
あなたは、「えー、そんなわけないじゃん。だって幸せになりたいし」って思うかもしれません。
でも、小さい頃に親に言われた些細な言葉であったり、周囲から繰り返されたメッセージを、
あなたは本当はずっと覚えています。
そうすると、「自分のなりたい状態になれるわけがない」という「真実」を信じているので、
目の前に幸せの種が落ちていたとしても、あえて拾わない、育てない、という選択をするんですね。
これ以上、傷つくのはイヤー!って心が叫んでいるんです。
だからもし、あなたの目の前の現実が「幸せになりたいのに、なかなか訪れてくれない」ということなら、
あなた自身で、「私は幸せになっていい」と、まずは許可してあげてください。
あなたは今までひとりでがんばってきたし、
つらいことも乗り越えてきました。
不器用かもしれないけど、精一杯生きてきました。
今この瞬間から、もっとあなた自身にやさしくしてあげましょう^^
最後までお読みいただきありがとうございました。