会社の人とキャラメルボックスを観に新神戸オリエンタル劇場へ行ってきました。写真は帰りに出口で上司に「パン買ってください
」とおねだりして買ってもらった「みき丸パン」。可愛くて美味しかったです。
さて、今回の作品。病気で16歳まで以降の記憶が無くなってしまった4人とその家族、先生が登場する再教育学校を舞台にしたお話。何せ16歳以降の記憶が何もなくなるので改めて勉強しなおさなきゃならないのです。人によって記憶を失う幅もさまざまなので、見た目年齢や抱えている事情もさまざま。ホント、作家さんって色んなことを考え付くものなのだなぁ~と関心しきりでした。
16歳以降の記憶を失って、あなたは活け花の先生だったんですよと言われても全く経験が無い。あなたは洋食屋さんだったんですよと言われても出来るのは皿洗いだけ。きっと体のどこかでは覚えていて、それに必要な筋肉は残っているのだろうけれど全く記憶も知識も無いというのは厳しいものだなぁ~なんて思いつつ見ていました。
まして、知らない人が妻だったり息子だったりするものだから混乱することばかり。つらい記憶なんてさっぱり忘れちゃえたら良いのに・・・なんて思うけれど、すっぽり完全に良いことも悪いことも忘れちゃうっていうのは心寂しいものかもしれません。良い記憶も悪い記憶も今の自分を造っている一部なのですから。
でも、もし16歳からやり直すことができたなら私はどうするだろう?16歳の私は・・・ホント、何も考えてなかったなぁ。16歳に戻れたら・・・。もっと将来をしっかり考えて、名前のある職業・・・例えば、調理師とか栄養士とか看護士とか教師とか造園技師とか・・・なんだか訳わからないけれど、とりあえずタイトルのある職業を目指していたかったかな。もっと将来何になりたい!だからどうする!っていうのを明確に持たなきゃいけなかったな・・・なんて思ったりしています。あの時代は世間が狭かったな。
色々私だったらどうするだろうなぁ~なんてことを観ながらいっぱい考えた作品でした。以前読んだ真矢みきさんの本に「今の自分が自分の中で一番若い」のだから、もう年だしなぁ~なんて考えるのはよ良くないって。なるほどなぁ~でした。今できること、今やりたいことを精一杯やってみるもの良いかもしれません。