日時:2024年7月28日(日)~29日(月)
山域:八ヶ岳 赤岳(2,899m)~横岳(2,830m)~硫黄岳(2,760m)
行程:1日目:正智深谷高校(7:30)=美濃戸口(10:30~11:00)-赤岳鉱泉(14:20)
2日目:赤岳鉱泉(5:00)…行者小屋(5:30~5:40)…文三郎尾根…赤岳(7:05~7:45)…横岳(9:30~9:40)…硫黄岳(10:30~10:45)…赤岳鉱泉(11:45~12:30)-美濃戸口(14:30~14:50)=樅の湯(15:00~15:45)=正智深谷高校(16:30)
参加費:5,000円(交通費・宿泊費・食費・入浴代込み)
先週の至仏山に引き続き、夏合宿①で八ヶ岳に行ってきました。
登山口は美濃戸口。
今回は1年生のみの合宿です。
暫くは林道を歩きます。
美濃戸山荘を過ぎると、タマゴタケが生えていました。
夕食の食材に。
知る人ぞ知るショートカットで先を急ぎます。
堰堤広場に到着。
ここから先は山道になります。
堰堤広場から先は沢沿いを登っていきます。
何度も沢を渡り返します。
猛毒のトリカブトも咲いていました。
14:20 順調に赤岳鉱泉に到着しました。
時間が早かったため、テント場近くの沢に下りてみました。
夕食の準備をしていると・・・
突如、ヤマネが出てきました!
登山途中に収穫したタマゴタケを調理します。
痛めてからハンバーグにトッピング。
とても美味しかったです。
夕食は岳人風焼肉丼です。
こちらも美味しかったです。
2日目は行程が長いため5時に出発します。
まずは中山乗越を目指して。
30分ほどで行者小屋に到着。
こちらのテント場には上尾高校が合宿していました。
行者小屋からは文三郎尾根で赤岳を目指します。
一気に標高を稼ぎます。
振り返ると、北アルプスも綺麗に見えています。
文三郎尾根の上部は森林限界になり険しくなっていきます。
阿弥陀岳との分岐まで来ました。
ここから先が核心部になります。
岩場が連続します。
急がず安全に登っていきましょう。
鎖場を振り返る。
阿弥陀岳をバックに。
足元にはシロツメクサが満開に咲いていました。
みんな揃って。
もう少しで稜線に出ます。
山頂直下に出ると、富士山が目の前に。
八ヶ岳の最高峰、赤岳(2,899m)に登頂。
昨年は風雨の中の登頂でしたが、
今年は風も穏やかで、とても良い天気に恵まれました。
目の前には富士山が。
権現岳(手前)と南アルプス。
阿弥陀岳(手前)と中央アルプス~木曾御岳山~北アルプス。
東側は野辺山と、奥秩父の山並み。
穂高連峰と槍ヶ岳。
頂上小屋と北八ヶ岳の稜線。
頂上小屋のスタッフさんのリクエストで撮影を。
同じく。
同じく。
赤岳展望荘を目指して急斜面を下る。
赤岳から下る途中に上尾高校とすれ違いました。
展望荘から振り返る赤岳。
地蔵峠付近にて。
ここから横岳~硫黄岳への縦走が始まります。
横岳は岩場が連続します。
梯子が何か所もあります。
横岳本峰へはいくつものアップダウンが連続します。
赤岳と阿弥陀岳をバックに横岳を目指します。
鎖場のトラバースは慎重に。
横岳に到着。
ここも展望が抜群の山頂ですが、
縦走した人しか踏めないピークです。
ちなみに先月登ったのは北横岳だけで、
同じ稜線上にありますが、別の山です。
20240608月例山行(北横岳) | 正智深谷高校山岳部のブログ (ameblo.jp)
横岳から赤岳と阿弥陀岳を振り返る。
横岳を過ぎると、稜線に緩やかになります。
硫黄岳が近くなると、高山植物の女王、
コマクサの群生地が現れます。
コマクサの群生地を左右に見ながら、硫黄岳を目指します。
硫黄岳山頂直下の硫黄岳山荘まで下ってきました。
ここから一登りで硫黄岳に到着です。
最後のピーク、硫黄岳に到着。
歩いてきた縦走路をバックに。
硫黄岳は爆裂火口でも有名です。
この後、赤岳鉱泉まで無事に下山し、
テントを撤収してから美濃戸口まで下山しました。
帰りに樅の湯で汗を流してから学校に戻りました。