久しぶりに左腕の内肘をアイシングをした。
ここをアイシングすると、クライミングを始めた頃を思い出す。
今でも体つきは細いほうだがクライミング始めた当初は今よりさらに細く、まともなに登れるような筋力はなかった。特に左腕は全般的に弱く、本当に悩んだものだった。
怪我に至ることは無くとも、内肘が筋肉痛を越えた炎症を起こすことが多く、外岩だけじゃなくジムに行く度に痛めていた。
そんなときに「アイシング」という治療法を知り、やってみるようになった。
やる前は「やって意味あるのかな?」と疑っていたが、やるのとやらないので大きな違いあることを実感して、驚いたのを覚えている。
冷凍庫で冷やしたアイスノンを凍傷にならないようにタオルで巻いた上で腕に巻きつけ、とにかく冷やす。ちょっと痛いが冷やすと腕の筋肉が硬直し、固まった状態になるのが不思議な感覚になる。
寝るときは外して、替わりにシップを貼る。やらなかった時と比較して、痛みも引いて状態がかなり良くなっている。
筋力がついて、昔より「強くなった」と言っても自分が思うほど成長していないものなのかもしれない。怪我が一番怖いのは、この間パキったときに思い知らされている。
焦ることななんて何もない。ちょっとずつ確実に伸びていけばいいだけさ…
