さてさて、またもや映画『はやぶさ』の話。
今日は2回目とあって、更に細かいところまでしっかりと観るようにしました。
今回はさすがに泣かないだろうと思ったけれど、やっぱりはやぶさの大気圏突入のシーン、特に佐野史郎さん演じる川渕教授の涙にKOでした・・・。
拭うことなく、大いに泣きました。
前回の映画の後にBS-NHKではやぶさを取り上げた番組(コズミックフロント)を親子で見ましたけれど、実際は映画以上に色々あったんだと改めて知りました。
(はやぶさにコマンドを送るオペレーターの『3、2、1!』ってセリフのところも、映画がいかに現実をコピーしたか伺えます。)
このミッションを知れば知るほど、『無謀とも言えることに挑んだんだ』ってことも(笑)。
TAKUが夏休みの宿題の新聞作りで取り上げたんですが、『わずか1.6メートルのはやぶさが小惑星イトカワに辿り着くのって、地球サイズで言えば、東京から2万キロ離れたブラジルサンパウロを飛んでいる体長5ミリの虫に小石を命中させるくらい難しい』んですってよ。
NASAなら1つのミッションに1個探査機使っても良いくらいの内容なのに、日本はたった軽自動車1台分のはやぶさ1機でやってしまったんです。
誰も諦めなかった。
色んな苦難をも楽しむように立ち向かった。
奇跡が起きたんじゃなくて、チームの一人一人が自分の持てる能力を最大に発揮したから、奇跡を起こすことが出来た・・・
と改めてわかりました。
今の子ども達にも、こんな風にがむしゃらに頑張る大人の姿を見せたいですね。
アポロ計画、スペースシャトル・・・・当時、子どもの頃これらの報道を見て、宇宙科学や工学に夢を馳せた人達がはやぶさを生み出したのなら、これからのこども達はまさに『はやぶさ』世代です。
こども達はやぶさを通じて、興味のある分野にどんどん羽ばたいて欲しいです。
はやぶさに興味が無くても、『日本はこんなにすごい国なんだ』って自信が持てる映画なので、子どもも大人も観て欲しいなと思います。