映画『はやぶさ』を観て来ました | CLIMAXな日々

CLIMAXな日々

大学二年生、中学生三年生の母やってます

今日はTAKUとTAKUのお友達と三人で映画『はやぶさ』 を観に行って来ました。




プラネタリウムでの映画が完全にはやぶさが主役だとすれば、この映画ははやぶさを運用した人間が主役



それを竹内結子演じる水沢恵を通して観客も体感していく・・・と言う内容です。





JAXAに行った事のある人なら、あれもこれも見慣れた景色で親近感が沸くでしょう。




日本の科学技術力は世界の誇れるものです。



でもそれを底辺で支えているのは、関連施設の近くの住民だったり、町工場の職人さんだったり、ごくごく普通の人たちだったりする・・・・




日本は宇宙開発に関する予算もNASAの比じゃないくらい少ない。



ロケットも予算の都合もあって重たいものが飛ばせないから、軽自動車1台分のはやぶさ・・・なんだそうです。



でもそんな逆境をも逆手にとって、むしろ素晴らしい技術を開発する情熱に転用してしまう日本人ってすごいな・・と思いました。



不平不満ばかり言っていては何も始まらない。



そこから生まれるものもある。



日本のロケット開発の父、糸川教授は『失敗』を失敗と言わず、『成果』と言ったそうです。


今の時代は成果主義で、大人も子どもも失敗を何よりも恐れる。



でも失敗から学ぶことも沢山ある。だから失敗を怖がってはいけない。




そんなこともこの映画を観て感じたことの一つです。




私は最初から涙腺が開きっぱなしで、TAKUの友達もドン引きだったのでは??


でも至る所から鼻水をすする音が聞こえました。




NASAが舞台のハリウッド映画みたいな派手さやラブシーンも無いけれど、運用チームの誰もが皆職人さんみたいな表現方法がまさに日本映画だなと嬉しく思いました。


はやぶさ君の冒険日誌/小野瀬 直美
¥1,260
Amazon.co.jp







上映時間が2時間20分と長いので飽きちゃわないか心配でしたが、そんなことも感じないくらいあっという間に感じました。