「理(ことわり)」


道理、物事の仕組みを指します。


「情(なさけ)」


人間的な行動を指します。




世の中は理で動いています。


しかし、人を動かすのは情です。


物事、理で動かそうとしてもうまくいきません。


しかし、情で動かそうとしてもうまくいきません。


理と情、


互いにバランス良く存在していないと、


物事はうまく機能しないのです。


これは医療の患者とのコミュニケーションの中にも存在します。




例えば…


あなたは肥満が原因の病気を持つ患者です。


ある先生に言われました。


「痩せなきゃ駄目ですよ!痩せないと治らないですよ!食事制限しなきゃ駄目ですよ!」


後日、違う先生に言われました。


「痩せなきゃ駄目ですよ!そうは言っても難しいですよね!食べちゃいますよね!でも食事制限しなきゃ駄目ですよ!」


あなたはどちらの先生の言う事を聞けますか?


ほとんどの人は後者だと思います。


何故でしょう?


答えは理と情です。


「食べてはいけない。痩せなければならない。」


理です。


「食べてしまう。」


情です。


前者は理詰めです。後者は理と情です。


理詰めで攻めると人は逃げます。


理詰めにするにしても何処か逃げ道を作ってあげなければいけないのです。


浮気発覚の時の詰めより方なんか良い例なのではないでしょうか?笑





最近、


こんな社会的地位の人が?!みたいな犯罪が多いですよね。


あれらも典型的な理と情のバランスの結果です。


理でつきつめると人は必ずおかしくなるのです。


しかし、だからと言って情でつきつめてもおかしくなります。


どちらも必要なのです。要はバランスです。


そしてこれは人が関わる全ての事に言えるのです。




「理に立てば角が立ち、情に棹(さお)させば流される。」


という言葉があります。


言い得て妙。


いや、むしろ金言でしょうか。


・・・


・・・


あれ?誰の言葉だったけ?




「相手は自分を映し出す鏡」


良い言葉ですね。




何人もの患者さんに触れるのは大変です。


体力がいります。


疲れて対応が遅くなってる時、


顔に笑顔がなくなってきた時、


施術にキレがなくなってきた時、


自分に言い聞かせる言葉。


「相手は自分」


相手を自分だと思うのです。


目の前のベッドに横たわっているのは自分だと思うのです。




自分なら大事にするはず。


自分が寝てると思えば丁寧に扱えるはず。


そう言い聞かせて施術に入ってます。




志を持った時。


会う人間を選ぶという事はとても大切です。




人は常に「気」というものを纏っています。


元気。


根気。


やる気。


これらは何かをやろうという時に必要な気です。


必ず纏わなければならない気です。


そして、


その気を目的をやり遂げるまで持ち続けなければなりません。


時に自己啓発したり、


時に人に影響されたり。




気に影響するという事から、


人に会うという事はとても重要です。


しかし時に危険な場合もあります。


相手が自分と同等、もしくはそれ以上の気を持ってる場合、


やる気は倍増します。


より一層、もしくは何倍もの良い気を作り出せるのです。


しかし注意しなければならないのは、


相手が全く逆の気を持っている場合です。


否定的であったり、


愚痴話になったり、


マイナスの言葉が飛び交ったり等・・・


俗に言う「気を削ぐ」話になってしまう場合。


これは事を成すどころか目的すらも忘れてしまいます。




もし、


自分を変えたい。


大きくなりたい。


上を目指したい。


という心が少しでも芽生えた場合。


まず何をしなければならないのか?


その芽を育むためには何をしなければならないのか?


それは周りの人間を見渡す事です。


その目的について優れている人間に近づく努力が重要です。


おのずとより大きな気を纏う事ができ、


成功に一歩近づけるのです。