事細かく患部の話をする医療の先生をよく目にします。
威厳を高めたいのか、知識を自慢したいのか、
おそらく、患者側からみれば???って感じです。
初診の方というのは
痛みへの不安、初めての治療所への不安、
知らない先生への不安、予後の不安etc・・・
いろんな不安を抱えて来院されます。
その不安をいかに早く取り除いてあげるか。
しょっぱなから小難しい話し方、小難しい説明なんてされたら、
普通の人なら不安倍増です。
医療で一番大切な事はコミュニケーションです。
いかに早く患者と信頼関係を結ぶか、です。
確かに患部と治療方法の明確な説明は必要です。
しかし事細かく説明する必要は無いと思うんです。
難しい説明なんかしたら余計に不安になりますやん?
それよりも、
「よく来院されましたね!もう大丈夫ですよ!ご安心下さい」
って声をかけて上げる方がよっぽど効果があると思うんです。
説明するにしても、
要点を出来る限り簡単に、わかりやすく伝えるのが良いと思うのです。
「○○筋の腱が炎症を起こして痛みが出てるから○○で冷やして経過観察します」
って言うよりも、
「○○さん働き過ぎだから、ここが使い過ぎで熱持っちゃってるんですよ。
冷やしたら必ずよくなりますからね」
って言ってあげる方が、より患者さんは安心すると思うんです。
病気の辛さというものは痛みそのものに加えて、
痛みに対する不安が半分を占めます。
不安を取り除いてあげる事が病気を半分治す事なのです。
知識、技術に目が行き過ぎて、
人との対話という基本的な事が疎かにならないように、
心から安心してもらえるように、
けして自己満足の医療にならないように心がけたいです。