治療をする時は指を通して患者と接します。
この時、
自分が思ってる事は患者に伝わります。
本気で取り組んで入る時、
他の事を考えている時、
緊張している時、
やる気のない時など。
終わった後の結果と反応が全然違うものになります。
指から伝わるなんて、そんな否科学的な!
しかし科学的な部分もあります。
例えば、
「ふにゃふにゃ体操」とかいう体操がテレビでやっていました。
力が抜ける事を言いながら体を伸ばすと、
より効果が得られるという体操です。
力の抜ける事を考えると本当に力が抜けて、
体は柔らかくなるのです。
逆に力が入る事を考えると体は硬くなります。
緊張とリラックスの関係です。
リラックスしている時は指は柔らかくなります。
力み過ぎると指は硬くなります。
「楽にしてあげたいっ!治してあげたいっ!」
本気で思っている時は指は柔らかくなります。
「だるいなぁ。疲れたなぁ。早く終わらんかなぁ。」
邪な事を考えていると指は硬くなります。
柔らかい指で処置すると、患部も柔らかくなりやすいです。
硬い指で処置すると、硬くなりやすいです。
これが考えている事が伝わるという所以です。
治療技術や知識と同様に、
治療に取り組む心構えも大事です。
人間なので邪な考えは当然出てきます。
しかし、
それらをどこまで消し去れるかが、
治療家として何処まで成長出来るかにつながるのだと思います。