坊やは電車のアナウンスが好きで公園でも家でも「どですかでん」と電車の真似をしている。

公園に行くとブランコでも「どですかでん」とやっている。

すると後から同い年の年長の子が来て、鉄棒で逆上がりを始めた。

なんとも切ない気分になる。

帰宅して、今日も「どですかでん」を始めた。今日は

浦安から落合まで東西線のシミュレーションだ。

途中、私に東西線の写真を指差し「パパ、今この電車に乗ってるんだよ〜」と笑顔で見つめてくる。目を合わせないことも多い子だがこの瞬間はとても嬉しそうだ。

「普通」の子と違うからと言って「どですかでん」をやめさせ鉄棒を無理やりさせるのが子育てなのか?

それは違うよね。電車を通して世界とつながり、学ぶこともいっぱいある。現にひらがなやいろんな地名、そしていくつかの漢字は電車遊びで覚えた。

好きなものを大切にして個性を伸ばしたい。それしかないもんね。