一年中使えます。「USB温冷カップホルダー」 | 通販ラバーズ

一年中使えます。「USB温冷カップホルダー」


今日のへんなものはこちら、「USB温冷カップホルダー」




USBにつないで使う便利商品と言えば、USBファンなんかが有名ですよね。
小さなファンが回るだけなので大したことないと思いきや、一人でPC作業している分には十分涼しい風が来るという商品。使い方を限定することで、十分意味のある商品ができるといういい証拠です。

そこへ来てこの温冷カップホルダー。単なるヒーターでカップを保温するだけではありません、冷たい飲み物を保冷もしてくれるんです。
これにはペルチェ素子という特別な半導体素子が使われているんです。このペルチェ素子とは、上下2枚の放熱板の間に特殊な半導体を仕込んだもので、とある方向に電流を流すと下の板から熱を奪って上の板に放熱する、電流の方向を反転させると今度は上の板から熱を奪って下の板に放熱する、というように、熱を移動させることができるのです。
加熱するだけのヒーターと比べて、冷却することもできることから、より精密な温度制御に向いているんですね。
ただ、欠点もあり、あまり効率が良くないのです。そのせいで、消費されるエネルギーが熱となって放熱板に流れるので、今度はこれを十分に冷やしてやらないといけない、といったこともあり、家庭用のエアコンのような大型の熱交換器としてはあまり普及していないというのが実情のようです。

しかし、それもこのカップホルダのように、ごく小さな面積で使うのであれば、簡単なファンで冷却できますので十分使い物になるのです。




目標温度は冬場の保温は80度、夏場の保冷は18度です。冬場が高めの設定なのは、効率が悪い分発生する熱エネルギーで余分に発熱することを考慮したのでしょうか。







そうです、夏でも冬でも1年中使えるんです。






面白いのは、冷やした時の45分後の状態。缶は真っ青で冷えていますが、缶の下の方に温度の高い部分が見えています。これがペルチェ素子の裏側からの発熱なんですね。ほおっておくとこれがまた上に伝わっていって、冷えるものも冷えなくなってしまいますが、心配ありません。保冷作動じのみファンが回ってカップの底の熱を取り去るようになっているんです。考えてます。







まぁ、携帯の予備バッテリーまでもっていって屋外で使いたいこともあまりないでしょうが、そこはアイデアということで。





そしてこのカップや缶の底に密着するように形状を工夫した点、これで勝負は決まりました。


会社のデスクで、みんなとちょっと違うものをつかって目立ってみたいあなた、是非これをお試しください。