水無月さんへ
月一の飲み会なのだが、
紅一点の頼みで、3時からとなった。
相変わらずビビった先輩は本日も欠席。
参加3名だった。
紅一点の姐さんは、
このコロナの時期に若き日に恋い焦がれた、
グレン・グールドにまた再燃して、
CDを買いまくっているそうだ。
それも気に入ったものを3枚も買って
それを限りなく聞きまくっているという。
データに落とせばいいのに、
なにやら、オリジナルCDにこだわっているようだ。
さらに、ハイレゾCDもにも手を出している。
十分に私よりひとつ年上の姐さんにして、
耳がそれについてゆけるのかは疑問だが……
突然、
「そのころ(1980年)にカナダに行っていたら良かった」とまで言っている。
実は姐さんは、日本でも何本かの指に数えられる「琴」の奏者なのだ。
ちょうどグレン・グールドが亡くなったころ、姉さんはデビューているのだ。
そんな中2のような夢を語って飲んだ。
スマホでグレン・グールドを聞きながら楽しく飲んだ。
でも、この音源は55年のものだが、私は82年のものが好きだ。と言っている。
私もバッハはとても好きだが、残念、
グレン・グールドには出会わなかった。
グレン・グールドは、姐さんにとって、マジ青春なのだろう。
次回はブルートゥススピーカーを持って行こう。