体調が微妙だったが、なんとか仕事ができている。
こういう時は、早く寝るに限る。
私の体調がなんとかなっているのは、
「導引」だ。
中国式のストレッチといったところだろうか。
気功なんかとも同じような考え方で、
上級者ともなれば、自在に気を操ることができるそうだ。
江戸時代にすでに「導引按摩」として、広まっている
ヨガのように、どこかに通ってやるというようなものではなく。
一度覚えてしまえば、自分で毎日やる。これだけ。
八木さやさんからすると、セルフなんとかは嫌い。ということだが、
全くのセルフなのだ。
だいたい、導引の先生が患者などに施術するようなことはない。
私の時など、「邪気」がでているといって、
先生は、遠ざかっていった。
この「邪気」を、体内から出して、
良い気を入れるために、気血の流れを整えるというのが考え方だ。
私にとっては、なんとか正気を保っているのは、このお陰だと思っている。
一回、一週間に一回、数ヶ月かかって動作を覚えるのに、6~7万円だったような記憶がある。
その後、お金がかからないので、お得といえばお得なのだが、
八木さやさんに言わせれば、ぼろくそだろう。
ただ、毎日やっているのに、すぐ可動域がせばまるのは、歳のせいだろう。
数日、やれなかった時は、なかなかもどすのに大変だ。
以前、太ももの裏あたりが痛くなって、2時間と寝ておれなかった時、
この導引を教えてもらって、2ヶ月で直した。
導引の先生曰く、「老化だ」の一言だったが、
たしかに、始めはあらゆるところが動かなかった。
なんと、正座からつま先立ちしようとして、これができないのには驚いた。
それが、50代半ば。
また、マッサージではこの代替えにならない。
身体をひねる・ねじるという動作が多いので、内臓がマッサージされる感じだ。
ホントは、朝と寝る前と日に二回やると若返るらしいのだが、
短縮でも40分近くかかるので、今は朝のみにしている。
ホントはホントは、夜寝る前がベストなんだが、
つい、眠くてやってる最中に寝てしまうので断念している。
相変わらず「飛ぶ族」ではあるが、
動的な瞑想「導引」を楽しんでいる。