床屋って使っちゃいけない | 雑感放題

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66歳 ネット通販の印刷屋をやって15年。
老後安泰かと思いきや、
とんでもない壁が立ちはだかる。

土曜日に床屋へ行った。

めっきり頭に生えるものが薄くなってしまい、3ヵ月に1回ほどしか行かない。

まあ、正直言うと毛がある時も、そんなもんだったのだが、

床屋の亭主は、もう80歳を過ぎているが、かくしゃくとしている。

亭主は、漬け物を漬けることが趣味で、それも依然は度を越していた。

さすがに大根を漬けるための、
樽を洗ったり重しをのせたり、できなくなりやめたが、

漬けた大根をタクシーを頼んで、知り合いのところへ配ってい大量だった。


今日も「なす持ってく?」という言葉に二つ返事で、頂いてきた。

ちょっとしょっぱいが、いい色に漬かっている。


まあ、そんな元気な床屋の亭主もいれば、
私の中学のときの理髪店の同級生は、先日あっけなく脳卒中で逝った。

彼は、結構な遊び人で、漬け物好きの亭主ともゴルフに行っていたし、

鮨屋の、大将ともよく麻雀をしていたそうだ。
テニスも好きで、よくやっていた。

ちょっと私には羨ましい、遊びの達人ではあった。

消極的自殺願望が多少あるので、逝き方もちょっと羨ましい。


葬儀に参列した友人の話では、
亡くなる少し前、散髪してもらったのを奥さんがみて、
ちょっと下手になったんじゃない、と言ったそうだ。

何らかの前兆というものはあったようだ。