鈴木ふみ奈さんといえば、今や押しも押されもせぬトップ・グラドルだ。

 地上波放送はじめかずかずのメディアでも常連であり、ツイッターには何万人ものフォロワーが、ブログには1万人に迫る読者がいる。

 94日、都内の書店で開かれた写真集「maganda!」の発売記念イベント。

 実は僕は、鈴木さんの10年来の大ファンなのだが、このテのイベントに参加したことはなかった。その理由は「度胸がなかった」というに尽きる。

 しかし、参加者特典に「着用ずみTシャツ」のプレゼントがあると聞いて、これまで鈴木さん出品のオークションは半分以上競り落としてきた自負がある者として、また、将来「ふみにゃん記念館」をオープンすることを夢見る者として、今度ばかりは参加せねば・・・と勇を鼓し、僕は書店の100人近いファンの列に並んだ。「こんなイケスカナイおやじが私のファンなのか。」と鈴木さんにガッカリされるのはいやだったが。

 ところがだ。

 そんなオヤジも混じった長蛇の列のファンのひとりひとりに、鈴木さんは実に愛想良く、声をかけ、写真集にサインをし、忍耐強く、あの100万ドルの笑顔を振りまき続けている。僕は感心、というより尊敬してしまった。・・・さ、いよいよ僕の番が来た。行くぞ!

 だが、緊張してしまい、目の前に超絶ビキニの鈴木さんがいるのに、僕はほとんど目がかすんでしまった。30秒間の撮影タイムでも、なんと3枚しか写真が撮れなかった。

 だが、本物の鈴木さんはホント、お顔がものすご~くちっちゃいのでびっくり。

 ところがところが、感動はそれどころではなかった!

 特典のひとつとしてツー・ショット・チェキの撮影があり、僕はいっしょに写真が撮れるのか・・・くらいに思っていたのだが、いざ撮影の段、鈴木さんが僕のすぐ左隣に立ってくれる。それがだ、まったく予想もしていなかったこと、というより、あってはいけないことが起きた。なんということだ、僕の左上腕に、なんともソフトでたおやかで、しかし重々しい弾力に満ちた、明らかにムギュッムギュッとした感触が!

 巨大なおまんじゅうが押し付けられている。

 いや、そうではない。なんと、鈴木さんが僕の左腕に右手をからめ、そしてさらにそこへ左乳房をぐぐぐいっと寄り添わせてくれているのだ、あの96センチHカップの黄金のバストを!!

 たまげたなんてもんじゃない。僕は瞬間、息が止まりそうになった。それにしても、なんてやわらかくて、張りがあって、量感に満ちていて、プニプニしていて・・・あぁ、気持ちいいんだ!

 不肖、僕もこれまで何人かの女性のおっぱいを揉みしだいてきたことがあるにはあるが、こんな天にも昇るようなおっぱいは初めてだ。さすが、天下の一流グラドルはちがう。

 絶対に絶対に、指一本触れることさえ許されぬふみにゃんの聖なるバストが、なんと俺の腕に密着しているのだ。信じられないことが起こったのだ。涙が出そうになる。

 しかし、彼女ほどの一流グラドルが、なぜここまで下々のファンを気持ちよくさせてくれなくちゃならないのだ。・・・至福の数秒間があっという間に過ぎて、僕はつくづくそう思った。そして、自分は許せても、ほかのファンが許せなくなってしまうのだった。

 鈴木さんは、とびきりの笑顔を絶やさず(しかし、鈴木さんが僕にどういう言葉をかけてくれたかは、まったく覚えてない。)、購入した写真集にサインしてくれ、最後は握手までしてくれ(しかし、その感触さえまったく記憶にない。)、僕は会場をふらつきながら後にした。古い言葉だが、完全に悩殺されたのだった。

 それにしても、あの鈴木さんのおっぱいの感触!

 いやぁ、驚きました、感動しました、興奮しました。

 間違いなく、自分の人生でいちばんの記念すべき瞬間でした。

 いや、たしかになにかの間違いだったのかもしれないが、これからは鈴木さんのイベントには皆勤しよう・・・。そして、「ふみにゃん記念館」を一日も早く開設しなければ! あのフカフカの感触が、記憶のかなたに薄れてしまう前に。・・・そう、決意を新たにしました。

 さて、肝心の写真集「maganda!」だが、すでに、週刊誌や写真誌の紹介で、なんだか見たような気分になっていたが、改めて全冊じっくり拝見。ロケーションも素晴らしく、鈴木さんの魅力がとてもよく表現された、すばらしいデキだと思った。「ふみにゃん史上、最高露出」とあるとおり、評判の「貝殻ビキニ」はじめ、鈴木さんがけれんみなく、大胆に素肌をさらし、ありがたいことに乳房の過半を読者に見せつけてくれているが、けっしていやらしいところがないのが、いい。たいへんな傑作といってよいのではないか。

 ひとりでも多くのファンに、いや、ファンじゃなくても、この「maganda!」を手に取り、鑑賞していただきたいと思っている。

 

 裁判所なんていう、こんな堅苦しいところに、こんな美人がいるとは、僕もまったく意外だった。

 僕は、今日、ある関係で札幌に出張し、弁護士と待ち合わせて、札幌地方裁判所の711号法廷というところに行った。(僕が悪いことをして訴えられたとか、そういうことではない。)

 午前10時前。

 これから始まる裁判のためだろう。何人もの人で、裁判所はけっこうにぎやかだった。

 その711号室の柵の中の、弁護士がすわる机のところに、とてもチャーミングで、ただ、気品と知性を感じさせる、若い、そう27,8歳の、私服の女性がすわっていた。

 僕は、さいしょ弁護士かと思い、いまどき弁護士にもこんな美人がいるのか、“女弁護士なんとかかんとか”というアダルト・ビデオとかの世界はぜったいあり得ないと思っていたが…などとよからぬことを考えていたのだが、後で同行の弁護士に教えてもらったところ、その女性は、「廷吏(ていり)」とかいう事務員で、裁判の進行とかを補助する役目の人だという。

 たしかに見ていると、彼女はその席で法廷にやってくる人の出席のチェックとかをしているようだったし、裁判が始まるごとに、裁判の「事件番号」を読み上げたりして、その場を仕切っているのだった。

 で、そのために、彼女もずっとすわっているわけでない。室内をあっちこち歩き回っていた。

 その姿を見て、僕はさらに仰天。

 すわっているときには気付かなかったのだが、見事な巨乳なのだ、包み込むように抱きしめたくなる。

 もちろん、仕事柄、彼女がそれを誇示している風はいっさいない。当然だが、胸の谷間を出したりせず、むしろ、巨乳を、目立たぬよう、きちっと服の中にしまいこんでいるのが明らかなのだった。

 でも隠しようがない存在感と屹立感。とんがりりんと実ったおっぱい。

 それを僕のようないやらしいオヤジは、ここ裁判所みたいなところでも決して見逃さない。

 清楚な衣服であるだけに、なおさら想像力がかきたてられた。彼女の張りのある、みごとにとんがったお乳に。

・・・揉みつきたい。…ここにいる弁護士さんや被告人はそう思わないのだろうか。

 それにしても、ここ札幌の裁判所の711号室に来れば、いつでも彼女に会えるのだろうか!?

 本当にこんなところ(…といっては失礼だが。)に置いておくのがもったいない、いい女。美しく、そして、見事な乳房の美女なのだった。

 僕は、帰り際、「お世話様でした。次回もこのお部屋ですか。」と彼女に話しかけたのだが、彼女は美しく微笑み、だまって頷いたのか、頷いてないのか、あいまいな態度だった。

 僕は彼女に「こんなところでおしゃべりはいけません。」と優しく叱られているような気持ちになり、それはそれで悪い気はしなかったのである。

 あいかわらず馬鹿です。

 かつて結構売れっ子だったあるグラビア・アイドルが去年の暮れから銀座のクラブRで働き始めたという。

「その子をつけるから同伴して。わたしは着物着るから。」と、Rのホステス「あやか」から電話があったのは、13日だった。

 Rは、15日から早くも始業だというのである。

 僕は去年はRには、1回も行ってなかったし、それなのにどうしてあやかが初日の同伴に僕を誘うのかよくわからなかったが、あいにく断る口実が見つからなかったのと、それにしてもその元グラドルがどんな子か生で見たいのは事実だったので、「いいよ。」と返事をした。

 その後ネットで予習したが、Sは、Fカップのバストがご自慢とのことで、SのほかKとかHとかの名前でDVDを何枚か出している。とくにK時代にはかなりの着エロ・アイドルなのだったが、ネットの画像で見る限り、どう見ても美人とはいえないし、また、肝心の乳房もそれほどでない。Fカップってこんなもんなのか。・・・それはともかく、早い話がこれでどうしてグラドルなのか、といった女性なのだった。しかし、もう約束をしてしまった。

 で、5日の日に、まだ正月気分の抜けない銀座であやかと食事してから、Rに入ったら、すぐにSが席についてくれた。

 ところが、その生のSを見てびっくりした。

 実に品のいい小顔の・・・早い話がすっごい美人なのだ。

 そのうえ驚いたのが、ネットの画像ではそれほどに見えなかった乳房の豊かさだ。

 Sは、新年早々胸のザックリ開いたパール・カラーのドレスを着ていたが、そこから露わにのぞかせたお乳の谷間は指1本根本まで完全に埋没しそうな深々しさ。ほとんど目に毒といったくらいの、白くてふっかふかでいかにも柔らかそうな、神々しいまでのお乳なのだった。加えてさらに驚いたのが、ネット画像では、ちょっと太く見えたのに、とてもきれいで肉感的な脚だ。すらすらすら~っと長い。

 さすがに元グラドルは違うな・・・と僕はただただ感心してしまった。

「きれいだねぇ。それに豊かなおっぱい。あんまり見られるのいや?」

「いいえぇ、いやなら見せませんよ。」と綾。まさに大人の回答だ。

「顔がちっちゃくて、おっぱいがおっきい。まさに理想だよ。脚もきれいだし。」僕は正直に褒めちぎった。

「あやかちゃんも巨乳ですよね。」

 じつはあやかも元グラドルのハシクレなのだ。しかし、自分は芸能人じゃない!・・・といつも強情だ。芸能界で相手にされなかったことを認めたくないからだろう。

 しかも今日は着物を着ていて、自慢の巨乳は封印している。僕は着物はきらいだ。

 Sは僕の目の前の席だったので、真正面から彼女の乳房の谷間を拝むしかなかったが、それも20分くらい。すぐにほかの席に呼ばれてしまった。

 しかし、新年早々、いいものを見せてもらったという気分に、僕はなった。

 そして、もしかしたら彼女にも子供がいるのかな、とか、グラドル引退後のSの境遇に思いをいたしたのだった。

 あの見事に突き出した凶器のような乳房には、今は実は母乳が満々とたたえられているのかもしれないのである。

 新年あけましておめでとうございます。

 13日、お客さんと東京ドームへごいっしょした。

 アメリカンフットボールの「ライス・ボール」のチケットをいただいたのだ。

 社会人日本一のオービック・シーガルス側のスタンドに着席。

 しかし、残念ながら、私はいまひとつアメフトのルールがわからない。

 生の迫力は十分味わえたが、むしろはつらつとしたダンスを元気に疲労しているチアガールたちの上を視線はさまようのだった。

 みな切れのいい腰つき、当然のように長くてきれいな脚。

 顔は遠くてよく見えなかったが、新年早々いいものを見せてもらった。

 中に2,3人、踊るたびにお乳をゆさつかせている女性がいた。最高!

 情熱的なダンスを見ていると、ベッドの上でもどんなにか情熱的だろう・・・なんてよからぬことを妄想してしまう。

 そうこうするうち、オービックが学生代表の関西学院大学を下し、見事に優勝。

 チアガール達も歓喜乱舞していた。

 僕は、彼女たちが、がっしりしたアメフトの選手達にくみしだかれ、ベッドの上で悶えまくってるところを見たいものだなぁ・・・なんて思いながらお客さんと別れ、ひとり家路についた。

 電話の向こうのMは泣いていた。

 Mは、結構名の知れたレースクィーンだ。

 どうして泣いているかといるかというと、こうだ。

 おとといの夜、高橋という彼氏と寝た。

 その晩、高橋に彼女どころか妻子がいることがわかった。

 私は、彼がだれとも付き合っていないというから体を許したのだ。

 知り合ったのは3か月くらい前だが、ここ1か月くらいは会うたびにセックスしていた。そしてその都度、避妊していなかった。

 だから妊娠しているかもしれない。

 どうしてくれるの!・・・と言ったら、彼は土下座をして謝った。そして、責任をとる・・・と。しかし、ちょっとした隙にホテルから逃げてしまい、その後、携帯電話も通じなくなってしまった。今日になって、携帯が解約されてしまっているのもわかった。

 実は、高橋については携帯電話番号しか知らない。

 ・・・と、要するに、だまされて、乗り逃げされてしまったというのだ。

 僕は、とても暗い気持ちになった。

 それにしても、Mほどのいい女が、そんなに簡単に男にだまされ、男と寝てしまうのか。

 電話の向こうのMのでっかい乳房ときりっとした腰つきが目に浮かぶ。

 僕らなんかにとっては、レースクィーンとかは、想像の中でしかセックスできない夢の世界の憧れなのに。聞けば、彼女は、その高橋とやらとブログを通じて知り合ったのだという。僕らは彼女らの連絡先とか個人情報を知ることさえできないのに、そうやって自分の個人情報を隠したまま、彼女らに接近し、彼女らと仲良くなり、中出しまでしちゃっているヤツがいるのかよっ! よっぽどカッコいい男なんだろうか。それにしても卑劣だ。

 しかし・・・と、電話を切ってから、僕はMのブログを今、改めて見ている。

 いかにも仕事に追いまくられていて、男と付き合う暇もない、ずっと彼氏がいないようなことばかり書いてある。

 Mは高橋某にだまされてたわけでが、彼女もけっこうファンをだましてるな、と思わずにいられない。

 でも、高橋と付き合うまで、Mに彼氏がいなかったのは事実らしい。

 あんな美人に彼氏がいないなんてこともホントにあるんだな、ということも僕はちょっと思った。当然男には不自由してないだろうな・・・と思っていたが。

 それにしてもかわいそうなM。だが、はっきり言って、バカだとも思う。

 僕は彼女にいくつかアドバイスは送った。しかし、どうしたって、救いようがない悲劇なのだ、これは。

 貞操とか、そういうことではない。やっぱりいつの世になっても、女性は自分のカラダを大事にしなければならないのだ。

(なお、Mは、なぜか僕の知り合いの知り合いで、ときどきこうして相談事に乗ることがある。ただそれだけの仲なのだ。)